世界で一番美しい分子図鑑③
こちらの続き。
続きといっても、結構話は変わってしまうのだが。
ここ半年ほど、洗濯物の匂いに悩まされている私。
洗濯物を干す場所の近くに燃えないゴミをまとめて置いておいたある日突然、洗濯を干す場が異臭に包まれた。
私は「やらかしたーーー_(:3 」∠)_」と思った。きっとサバ缶だ。鯖缶をちゃんと洗わずに放置した結果、そこ一帯ににおいが充満してしまったらしい、と感じた。(結論から言うと違ったのだが)
洗濯物も臭い。そこにあったものも全部匂いがついてしまった。洗濯物を洗い直し、カーテンを洗い、壁を拭き、窓を拭き、天井を拭き、床を拭き、空気清浄機をガンガンにつけ、そこにあった小物たちも全部消臭作業をする羽目になった。
ずいぶん匂いがとれた。でも鯖缶を捨ててからも臭い。
これは一体どういうことだろうか、、、。
もしや洗濯機か、、?そういえば洗濯機も臭い気がする。ということは洗剤か、、、!?
でも、そうそう。なんか気になっていたんだよね。うちの柔軟剤。洗濯したてのときは香りがいいんだけど、(その時は夏場だったので特に)時間が経つと熱で香りが変わる気がするんだよなぁ、、、。
と、思い、柔軟剤を変えてみたところ、匂いはかなりなくなったので、「やっぱり柔軟剤が原因だったのかなあ〜、、、、?」と思っていた。なぜならば、洗濯物を干す場所とは関係のない部屋からも同じ匂いがするからである。冬物の服をしまってある部屋である。
ずいぶん経ってわかったのだけれど、ある場所に行くと、あの時と同じ匂いがすることがある。特定の場所ではないし、その場所も毎日同じ匂いがするわけではない。だから、特定の何かの匂いとかではなく、“外”の匂いとも関係していそうだなぁとは思う。
柔軟剤を変えて、しばらく経っても、あの時ほどの強烈な匂いにはならないので、元使っていた柔軟剤に戻そうとは思わない。けれども、まだまだあの匂いがすることも、なくはない。。。
ということは洗剤かなぁ、、?とも思い始める。
以前から少し気になっていた。「『液体洗剤』って腐りやすいんじゃね?」説。
液体だからねぇ。だって水だもんね?夏場なんて余計に腐るよね?
そんなことを考えていると、なんだか家にある液体洗剤が臭いように思えてきた(笑)
洗濯物の消臭作業を行っているときに、非常に役に立ったのが「オキシクリーン」である。劇的に臭いが取れてありがたかった。でも、、、
もしかしたら、オキシクリーンが粉洗剤だからかなぁ、、、?
と、思い立ったので、先ほど粉洗剤を購入しに行った。今の液体洗剤がなくなったら、粉洗剤を試してみようと思った。
3種類の粉洗剤が売っていて、なんとなく成分表を見てみる。一つ一つの成分が何かはよくわからない。「きっとこういう効果があるんだろうなぁ」ぐらいにしかわからない。
でも、分子図鑑を知ってしまった私。成分が何かわからなくても、3種類とも、配合されてる量とか入ってるものが少し違ったりなどなど、なんだかちょっと面白い、と感じた。
体に良いとか悪いとか、そこに関してはそこまで差がないように思える。大事なのは使う用途だと思う。
以前とある病院で「この薬は、依存性が強いからやめておいたほうがいい。」と言われ、それを別の病院で相談したらば
「例えば、インスリンは、体にとって害がないとは言えない。でも、糖尿病の患者さんはそれを使わなければいけないでしょ?必要だからその薬を使っているだけです。なんでもかんでも『体に害があるから』っていう理由だけで、キャンセルできないでしょ?」
と言われた。気持ちが少し軽くなったし、納得感があった。
必要に応じて使うことが大事だと。
と、いうことで、3種類の粉洗剤の中でも、蛍光剤の入っていないものにした。息子が野球なんかし始めたら、蛍光剤入りの洗剤が必要になってくるかもしれない。しかし今のところその予定はない。
分子図鑑に出会って、ほんの少し、生活というか考え方というか、何かしらが豊かになった気がした。
と、書きたいがために、ものすごく長文になってしまった💦
いいことなのやら、悪いことなのやら。
あと。
これも欲しい。笑