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職務経歴書をブラッシュアップ!7つの章で魅力を伝える
転職活動で大切なのは、職務経歴書をしっかりと作り込むことです。自分の経験やスキルを企業に分かりやすく伝えるために、私は以下の7つの章立てで職務経歴書をまとめました。各章ごとに意識したポイントを紹介します。
■職務要約
これまでの経歴を簡潔にまとめ、「どんな経験をしてきたか」をざっと記載しました。
最後には「これまでの経験を、募集している職種で活かしていく」という言葉で締めることで、採用担当者に前向きな印象を残すようにしています。
■活かせる経験・知識・技術
ここは箇条書きでスッキリとまとめました。
例えば「業務改善の取り組み」「プレゼン経験」など、募集ポジションに合わせてアピールできる経験を優先的に並べることがポイントです。
■職務経歴
過去の担当業務について、以下の3つのポイントに分けて書きました。
担当業務:何を担当したか
取り組み:具体的にどう取り組んだか
実績:どんな成果を出したか
特に「実績」は数値やパーセンテージを使うことで、具体的な効果を分かりやすく伝えます。
例えば「作業時間を20%削減」など、数値化することで説得力がアップします。
時間の削減だけだと、その効果が大きいのか小さいのか判断しづらいため、パーセンテージを使うのがおすすめです。
■テクニカルスキル
ここでは現在持っているスキルをリスト化しました。
「VBAを活用した業務自動化スキル」など、自分が持っている技術を具体的に記載することで、企業に「この人に任せたい」と思わせるようにしています。
■資格
取得した資格を記載し、自己学習で取得したものは「自己学習で取得」と明記しました。
主体的に学び続ける姿勢は、どの企業でも高く評価されるポイントだと感じています。
■自己PR
自己PRは4つのポイントに分けて書きました。
1つ目:企業の募集ポジションにマッチする内容を中心に記載。
残りの3つ:どの企業でも通用する自分の強みをアピール。
自己PRでは、「この人に会ってみたい」と思わせるために、過去の経験を根拠に強みを伝えることを意識しました
■志望動機
最後に、なぜこの会社なのか?を、以下の流れを意識して書きました。
企業との出会い・興味を持ったきっかけ
「なぜこの会社に魅力を感じたのか」を具体的に述べることで、採用担当者に共感してもらいやすくなります。この会社で働きたい理由
自分の価値観やキャリアビジョンと、企業の理念や事業内容がどう一致するのかを示しました。今までの経験とスキルをどう活かすのか
募集ポジションの業務内容に合わせて、過去の経験やスキルがどのように貢献できるかを具体的に記載しました。将来のビジョンと会社への貢献
「この会社でどんなことを成し遂げたいのか」「長期的にどのように貢献していきたいのか」を描くことで、採用担当者に自分の未来像をイメージしてもらえるよう意識しました。
この流れを意識することで、「この会社で働きたい」という強い意欲と、自分の具体的なビジョンを伝えられるように工夫しています。
まとめ
職務経歴書は、「自分の経験やスキルを最大限に伝えるためのツール」です。
ポイントを整理し、章ごとに分かりやすくまとめることで、企業側に自分の強みや魅力をしっかり届けることができます。
これから転職活動を進める方は、ぜひ参考にしてみてください!