大学中退はなぜ、高卒よりも就職が厳しいのか?
我々は、大学中退者向けの無料就活支援プログラムをつくりました。
ただでさえ心折れている人が多い中退者に、社会からのサポートがない孤独な戦いは厳しい。ましてや、このコロナ氷河期に。
高校就職は指定校推薦である
高卒就職は、3年生の7月くらいにスタートして、9月くらいに内定をもらうことになります。
高卒の生徒を雇いたい会社が求人票を作り、学校を通して会社に応募をします。
企業から学校に求人票が届き、それを学校の先生と一緒に研究して、応募をするわけです。
しかも、1人1社しか申し込めないので、大卒就活のような、優秀な人が大量に内定をかっさらうということがありません。
このように、学校と企業が一体になった就活サポートの仕組みができているので、就活やり方で迷うことが少なく、多くの生徒が内定をとることができるようになっているのです。
大学中退は転職と一緒
大卒、高卒は、人数がたくさんいるため仕組みを作るメリットがあるのですが、大学中退は人数が少ない上に、就活をする時期が不定期なため、仕組化できないのです。
企業求人に「高卒募集」「大卒募集」の新卒枠はあるのですが、一般的に「大学中退募集」という枠はありません。
中退就活に必要なもの
中退就活に必要なものは2つです
1.実戦経験、2.大学中退者向けの求人です。
1.実戦経験
一般募集の求人は、新卒求人以上に「実戦経験」が重視されます。
ですね。
これは、就業経験がない中退者に圧倒的に不利です。
だから、中退した人に、インターンシップが必要なのです。
ただ、金銭的な理由で中退を余儀なくされた人は、短期間で学べる有償のインターン型研修も、長期間職務に就く必要がある長期無償インターンも参加が難しいです。
ここで、動きがとれなくなってしまう人が多い。
2.大学中退者向けの求人
大学中退者はニッチ市場なので「中退者を募集!」と看板を掲げている求人は少ないです。
なので、応募する会社を探すのが大変なのです。
我々は、長年大学中退者をサポートしてきたスタッフが集めてきた求人を紹介します。
実戦経験と、大学中退者向け求人があれば、大学中退でも仕事に就くことはできます。
就職さえできれば、その職場でがんばって出世することも、その職場で経験を積んで転職することも可能です。
まずは、その第一歩を踏んで、このコロナ氷河期を生き残ってください。
参考記事