残念ながら、大学でも真面目に勉強しても就職できるとは限りません
これはなぜかというと、多くの大学教授が「学生の本分は学問」って言ってるからです。
大学は、就職が目標じゃなくて、学問が目標なんですね。
でも、学問したいから大学いく人ってどれくらいいるんでしょう?
ちなみに、教授がこれを堂々と言えるのは、大学教授ってのは「学問」が「仕事」になっている、無茶苦茶レアな人だからです。
だから、お前らは就活とかバイトとかうだうだいってねーで「学問」しろ!と言えるんですね。
勉強してたら就職ができる学部
もちろん、大学の学問が、大学教授以外の就職に直結する学部もあります。
理工学部の電気工学科や建築学科はもちろん、数学科なんかも、保険会社で確率計算とかする仕事でものすごく役に立ちます。
医学部や歯学部みたいに、学部でとることができる免許が仕事に直結する学部もあります。法学部のほとんどは司法試験受けませんが…。
大学に行っている人は、まず、自分の学部の学問が就職に繋がっているか?自分が学んでいる学問がどこかの会社で業務として使われているかを確認してみましょう。
勉強してても就職できない学部にいる人はなにをすべきか?
文学部とか社会科学部とかで学ぶ学問って、編集者とかワイドショーのコメンテーターくらいしかおもいつきませんよね。(実際にはもうちょっとあるんでしょうが)
「これ学んでいても、就職に結びつかない」
って気付いた人は、就職に結びつくことを、大学の学問とは別にやりましょう。
日本の大学生がラッキーなのは、日本企業は新卒に大した能力をもとめていないことです。
プログラミングができなくても、IT企業にエンジニアとして入社出来る国は稀です。
同様に、プログラマー以外の仕事に就きたい人も、自分が就きたい仕事のスキルをちょこっと身につけておけば、就職は圧倒的に有利になります。
自分がどんな仕事をしたいかわからない人のために
ほとんどの学生は自分の将来なんてわからないし、やりたいことなんてありません。
だから、就職先は「自分が得意なことが活かせる会社」を選ぶのがよいです。
でも、得意なことなんてわからない。って人がほとんどでしょう。
自分が得意なことがわからない理由は、経験が足りないからです。
やってみなくちゃ、自分が得意な仕事なんてわからないんです。
ものを売る仕事も、接客をする仕事も、ものを作る仕事も、事務処理をする仕事も、コンピューターを扱う仕事も。
いろんな仕事をしてみたら、得意な仕事は見つかります。すくなくとも「これが一番ましだった」というものは見つかるでしょう。
その得意な、ましな仕事が活かせるのはどんな職種か?その職種の仕事ができるのはどんな業界か?というふうに考えていってください。
学生の一番お得なところは、すぐに辞められることです。
正社員で会社辞めると生活できなくなりますが、学生はなんとかなります。(実家に住んでたり仕送りがあればなおさら)
同様に、インターンシップとかもいいです。バイトよりも正社員的な仕事をさせてもらえて、より会社で働く自分が想像しやすいです。
改めてお伝えしますが、多くの大学の教授が言っている事に従って学問してても就職はできません。(キャリアセンターとかが優秀で世話を焼いてくれる大学に行っている人はラッキーなので、ありがたくお世話になりましょう!)