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観光事業の悩みを解決!意外と知らない?観光庁のページをフル活用しよう〜

こんばんは。今日もお疲れ様です。
日本の観光産業は右肩上がりと言われつつ、過疎地域に人を呼び込む難易度は上がり続けているような…?
私も年間1万人位の来場者数の施設をどうやって盛り上げていくか(予算なしで)についての話し合いで脳がオーバーヒートしています。

そんな時にちっとはヒントになるWebサイトを紹介します。意外と見た事ないという人が多かったので。

こんなことで悩んでいませんか?

・伸ばしたいと思っている観光地には魅力があると思うけど、どうやって集客すればいいか分からない。

・地域資源はたくさんあるけど、それをどう商品化すれば観光客に響くのか悩んでいる。

・大手の観光業者と競うのが怖くて、地域だけでやっていけるのか不安だ。

・観光振興のための予算が限られている中で、何から手を付けていいのか分からない。

・観光業の変化が速くて、どこに投資すべきか見極めるのが難しい。

・観光客のニーズが多様化していて、どのターゲット層を狙うべきか決められない。


観光庁の事例集はかなり参考になる

観光業に携わる皆さん、「どうすれば観光客を呼べるのか?」「地域資源はあるけど活かしきれていない」と感じていませんか?
観光事業が抱える課題は、どの地域でも共通しており、進むべき方向を見失いがちです。しかし、そんな悩みに答えてくれる貴重なリソースがあります。それが観光庁の事例集です。観光庁が無料で公開しているこのページは、全国の事例を通じて地域振興の成功法則を学べる宝庫です。知らないと損するその内容を、今回はしっかりとご紹介します。

➡️ 観光庁:事例集ページ
https://www.mlit.go.jp/kankocho/jirei_shien/index.html


観光振興のキーポイント「域内連携」の重要性

観光業に関わる皆さんが感じているように、地域の魅力を引き出し、観光収入を増やすためにはただ単に施設を整備するだけでは足りません。旅行者のニーズは日々変化しており、「見るだけ」の観光では足りず、「体験」を重視した内容が求められています。この変化に対応するためには、地域内の異業種が手を取り合って協力し、域内連携を強化することが重要です。

観光事業者だけでなく、農業や漁業、地元の製造業などの地域産業と連携し、地域資源を一つの「体験」として商品化することで、観光地としての価値を大きく高めることができます。観光庁が実施した実証調査でも、多くの地域が異業種の連携を通じて観光資源を磨き上げ、成功を収めています。


成功事例に学ぶ

観光庁の事例集に掲載された実績の中には、地域資源を磨き上げ、域内連携を強化した結果、観光客を呼び込んだ事例が数多くあります。その中で特に注目すべき事例をいくつか挙げてみましょう。

1.地域資源を「普通」と捉えない
自分たちにとって当たり前の風景や文化も、外部の人にとっては新鮮な体験になります。たとえば、長野県の阿智村では、普通の星空が「日本一の星空」として観光資源に変わりました。大切なのは「どのように磨き上げるか」という視点です。

2.異業種連携で新たな価値を創出
観光事業者だけでなく、農業、漁業、製造業などが協力することで、新しい観光体験を生み出す事例が多く見られます。
例として、農業と観光が連携し、地元で収穫した野菜を使った料理教室を観光商品化した地域もあります。異業種との連携が、観光コンテンツの多様性を広げる鍵です。

3.「体験」を中心にした観光商品を開発
現代の旅行者は「見るだけ」ではなく、地域の生活や文化に触れることを求めています。観光庁の事例集でも、「体験型」の観光がいかに成功に結びついたかが強調されています。


悩んでいる観光事業者への具体的なヒント

観光事業をどう進めればよいか迷っている方に、観光庁の事例集から得られる具体的なアドバイスをお伝えします。

1.まずは地域資源を棚卸し
地域の魅力や資源を10個書き出してみてください。それが、磨き上げるべき観光コンテンツの原点になります。「これは観光になるの?」と思うようなことが、外部の人には魅力的に映ることも。

2.小さな成功体験から始める
最初から大規模なプロジェクトを目指すのではなく、小さな取り組みで成果を積み上げることが重要です。たとえば、地元の食材を活用した料理イベントや、地域の文化を伝えるミニツアーなどから始めるとよいでしょう。

3.成功事例を参考に新たな発想を取り入れる
観光庁の事例集では、「星空ツアー」や「地域の食材を使った体験型商品」など、具体的な取り組みが紹介されています。それらをヒントに、自分たちの地域資源にどう応用できるかを考えてみてください。


「地域の普通」を観光資源に変える第一歩

観光庁の事例集は、悩んでいる観光事業者にとっての「道標」です。しかし、その資料を読むだけで終わってしまっては意味がありません。地域の資源を観光商品に変えるには、地域の人々と協力し、新しい体験価値を提供する視点が必要です。
あくまでも参考までに…。本当は失敗集もあると良いのですが、失敗は自分で積み上げていくしかありません。成功する秘訣はただひとつ。さっさとやって、さっさと失敗して、さっさと次を始めること。

その繰り返しの道標となるこの資料たち。
悩むということは何でも「普通」に見えてきてしまっている証拠では?
「地域の普通」を観光資源に変える第一歩を、このページから始めてみましょう!!
観光事業をもう一段階進化させるヒントが、きっと見つかるはずです。

一緒にがんばりましょうね

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織山英行@マタギの足跡を辿る命の山旅
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