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第24回 成功の秘訣は環境にある?それとも自分次第?:『夏休みいらない』の記事から思うこと
ご存じの方も多いかもしれませんが、林先生の少しマイナーな名言に以下の言葉があります。
「優秀な人間は環境に文句を言わない」
まさにその通りで、成功する人間はどんな環境でも結果を残します。
私がパッと思いつくのが、プロ野球選手であるオリックス・バファローズの宮城投手です。
彼は幼い頃大変貧乏で、グローブも革ではなくビニール製で野球を始めたそうですが、ドラフト1位で入団後、エースピッチャーとして大活躍しています。
ただ、どんな環境でも結果を出せるのは『優秀な人間』だということです。
優秀ではない人間はどのような結果が出せるのでしょうか。
最近、夏休みを経済的な理由で必要ないという声がある、という記事を見ました。
読んでて大変胸が痛みましたし、私はこのような環境の人たちに『環境を言い訳にするな』と口にすることはできません。
私の話で恐縮ですが、大学進学に関しては浪人して予備校に通わせてもらい、奨学金を利用することなく卒業することが出来ました。
恥ずかしながら、社会人になってから毎月奨学金を返済している人がいるというのを初めて知りました。
中には、経済的な理由のために予備校に行かず、独学で浪人して大学進学をやり遂げた方もいます。
これらの方は間違いなく優秀です。
一方、優秀ではない自分は経済的に比較的恵まれていたから今の人生があると思っています。
目の前の生活で精一杯の方もいる中で、努力ができる環境にあるというのはありがたいことだと思っています。
環境というのは人それぞれなので、せめて他人の状況に口を出さず、自分のことに集中していきたいと思いました。