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八幡平ヒルクライム2024

男子B 54:25 3位

岩手県は八幡平ヒルクライムに参加してきた。以前出たのは2022年だから、2年ぶりか。開催時期が近い蔵王坊平と八幡平で迷って、入賞商品で八幡平を選んだ。
※蔵王は山形牛すきやき肉、八幡平は八幡平ポーク
最近は油物がきつくて、山形牛のさしが入った牛肉は量が食べられない。美味しいは美味しいんだけど。

矢島が中止になり、栗駒夏ステージは諸般の事情によりスキップしたのでなんだか久々にレース走るなぁという気持ちで会場へ。
前日が雨で天気大丈夫かしらと思っていたけれど、スタート時はくもり。ゴール後はカンカン照りになって好天に恵まれた。

八幡平はチャンピオンクラスが廃止され、年代別のみのカテゴリ分け。
私の戦場となる30代クラスはなんだか眩暈がする面子が揃っている。
富士ヒル年代別優勝やら、主催者選抜でバチバチやってる人やら、岩木山勝った人やら・・・。実は当日まで誰が参加するのかを把握しないようにしようとしていたので、会場で見知った顔(強い人々)に会うたびに憂鬱になる。
でもまぁレースなので走り出すまで何があるかわからない。できる限りのことはしましょうということでいつも通りアップ後整列。

レース開始

八幡平はスタート直後の勾配がきついので、自然とセレクションがかかる。ここで概ね予想通りのメンツで先頭集団を形成。情報がない関東勢が不穏ではある。中でもナカジマさんの引きが強くて、ああコレコレ。コレがレースの強度だよと嬉しくなる。
淡々と高強度ペースで進行するも、トンネル二つ目終わり際でコムラさんがアタック。今季絶好調のカズネタムラも追走。そこに1テンポ遅れてケイさんも追う。私はというと追おうか足を温存してペースで行こうか逡巡した末、よくわからない若干のペースアップをしてなんとも言えない動きとなる。
私を先頭に少しだけ早いペースで追走。こちらはナカジマさん、アカヒラさん、私。先頭グループはそこまでエグいペースでも無いようで、着かず離れずといった距離感。しかし、しばらく追走するも中々追い付けず、痺れを切らしてナカジマさんがペースを上げる。アカヒラさんも同様。私はというと、去り行く二人を眺めるのみ。
今回のレースも終わったな。着れなかったか~と半ば諦めの心境。あとはペースで耐久走しようと切り替える。

しばらく走ってもナカジマさんとアカヒラさんの姿が見える。どうやらペースで走っている私とスピードが同じ模様。これなら追い付けるんじゃね?と思い始める。しばらく前の様子を遠巻きに眺めていると、どうやら勾配が急なところは同じペース、緩斜面および下りは若干私のほうが早いように感じる。
なるほどそれなら勝機はある。八幡平のコースは後半にかけてアップダウンが続く。下りで踏めば追い付ける。

そうこうしているうちに先頭からコムラさんが落ちてきて、ナカジマさんグループにも付ききれず。私の後ろに付くかな?と思ったけども相当脚に来ている様子。先頭で戦って散ったか・・・。
そして目を凝らすとナカジマさんグループのケイさんも合流してきている。ということは先頭はカズネタムラ一人逃げ。それ以外は団子か。ますますやる気が出る。着の可能性が出てきた。

後半のアップダウン区間に入る。2位集団のペースも上がり切らず、これは追い付けると確信。予想通り最後の下りからの登り返しでジョイン。若干前から千切れていたアカヒラさんを拾っていく。
残り距離は1kmほど。今踏まないでいつ踏むの精神で前に出る。
ゴール手前は右カーブの急勾配。ゴール手前500mくらいから先頭で踏み続けていたので、後ろがどんな状況だったかはわからない。
2位でゴールへ、と思ったところでアカヒラさんが飛び出す。踏みなおせずにそのままゴール。いや千切れかけてたじゃん(俺もだけど)。

ということで3位でゴール。中盤で千切れてからの粘りの走り、素晴らしかったと思う。自画自賛。
とはいえ1位とはちょっとお話にならないレベルで脚力差ができてしまったので、来年はもう少し頑張りましょうという気持ちです。


機材が変わってOSTROに。緩斜面と下りがバカ早い
なんとか肉はゲット。嬉しい。

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