モンモンモンとは?

僕が人生で初めて読んだ漫画モンモンモン。

小学3年生くらいだったかな。

衝撃的に面白かった。

それまで自分の中の面白いっていうのはウンコとかチンコとかそう言った言葉単体の面白さや動きや顔の面白さだけだった。

もちろんモンモンモンにもウンコチンコはいっぱい出てくる。

しかしモンモンモンにはフリとオチもしっかり存在し僕はのたうち回って笑った。

MORIYAMAの笑いの原点は確実にモンモンモンだ。

僕が出会った時はすでに7巻まで出ていた。

2個上の兄がモンモンモンを買っていたのでそれを読ませてもらっていた。

学校でも稀にモンモンモンの話題が出るのだがある日松山くんが「モンモンモン最終回したな。」と言い出した。

僕は信じられなかった。

モンモンモンの7巻の最後はモンモンとモンチャックが象に乗って旅に出るシーン。

確かに最終回と捉えられないこともない。ただあまりにも唐突過ぎる。

当時の僕はジャンプの存在をあまり理解していなかったので松山くんの「(ジャンプで)最終回したな。」という意味がわかってなかった。

時は過ぎ結局モンモンモン8巻の存在を知りお母さんと本屋さんに行って人生初のコミックを買った。

それがモンモンモン最終巻だった。

モンモンの死という衝撃的なラスト。

僕は悲しみに暮れた。

それから23年。マキバオーが大ヒットしたつの丸先生はプレイボーイでみどりのマキバオーの続編であるたいようのマキバオーが連載されており僕は毎週のように読んでいた。

すると!なんと!そこに!モンモンが急に現れた!

申年記念ということでモンモンモンが復活したのだ!

しかしモンモンは死んだはず。

まあその辺は漫画だからどうでもいい!

モンモンは下半身丸裸にも関わらず「安心してください!履いてますよ!」と安村さんのボケを言いモンチャックに「いや、チンコ出てる!」とつっこまれていた。

チンコを使ったフリとオチ。下ネタとベタ。僕にお笑いを教えてくれたモンモンモン。何も変わってなかった。

ありがとう。墓場のモンモンモン展。中野でやっているから行った方がいいよ。もう多分一生手に入らないグッズだから。

なぜならそんなに大ヒットした漫画じゃないからね(笑)

僕にとっては大切な漫画だけど。

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