2月7日
2月7日。
粘ったんだ。今、4時14分さ。粘って何かnoteに書ける事はないかと。信じられないくらい何も起きなかったし、何も思い出せないくらいだ。いわゆる休みさ。昨日が何時に帰宅出来るか分からなかったのでクリーンも入れなかった。そのせいで完全休日が出来上がってしまった。
1、今日の大きな出来事。
2、今日の小さな出来事。
3、あれば今日の特別な事。
1、今日の大きな出来事。
なんにもなかったが、基本何かは考えている。明日の準備とか次ある仕事の事とか、一応なんかしろ考えてはいる。が、それ以外の時間はとても何もない1日だ。
基本、理由がなければひたすら家の中に居続けれる人だ。誘いがなければ外に全く出ない。昔からそうだ。学生の夏休み、部活もしていない、バイトもしていない、宿題もしない、誰からも誘いがなければずっと部屋でゲームしているだけだった。
ありがたいことに誘ってくれる人がいたから出ていた。誘いは基本断らなかった。まあ、だんだんと行って後悔する事もあるというのを学び、年を重ね、自分の勘と経験で断る事も採用していった。
今は、芸人さんや仕事関係の方からの誘いは絶対に行きたい。それは間違いない。
何年も前、大阪に住んでいた時、後輩の芸人に誘われ飲みに行った。そこに知り合いだと言う違う職種の方と知り合った。とてつもなくフレンドリーな方。後輩の知り合い。誰とでも友達になりたい人と紹介された。直感で苦手だと分かった。
誰とでも友達になりたい方はもちろん僕とも友達になると連絡先を交換することに。その場で断る理由もない。基本は良い人。芸人ともたくさん友達だそうだ。よく飲みに行ってるそうだ。それはいい。ただ僕は苦手だ。
その日も全く嫌な思いはしなかった。ただ楽しいとも思わなかった。その後ちょいちょいお誘いをもらったがなんだかんだ理由を付けて断っていた。実際行けない時ももちろんある。それでもフレンドリーな方、ちょいちょいお誘いしてくれた。さすがに申し訳ない気持ちになっていく。
でも連絡は減っていった。
ある日、知らない番号から着信。
どこどこで飲んでるけどおいでや、今、みんな集まってるから。と。登録し忘れてたのか誰か分からない。思い切って、すいませんどなたでしょうか?
失礼極まりない質問をぶつけた。
○○やで。
ちょっと前に仕事で一緒になった先輩だ。
その方は東京の方だったので大阪で仕事で誘ってくれたんだと思いその場に向かった。なんて失礼なんだ。先輩の番号を登録してないなんて。まず到着したらすぐ謝ろう。
難波にあるちょっと派手なお店。自分じゃ絶対選ばないお店。こんなとこで飲むんだな、意外だなと思い店に入ると誰とでも友達になりたい方がいた。
すごっ!!東京の芸人さんとも友達になれているのか!!なんて顔が広い人なんだ。良い人は良い人だもんな。先輩もいるし、まあ今日は飲んでも良いか。みんな集まってるって言ってたな。まだお会いしたことない先輩とか後輩と飲めるチャンスだ。ワクワク。
1杯、2杯と飲み進めていたがその誘ってくれた先輩が来ていない。どんどん人は来るが、ダンサーとかDJとか、バスケットボール選手とか、飲み方派手な方々、その類の人たちばかり来る。その度に芸人の守谷日和みんな一緒に飲んだってーと紹介される。
その辺りで気付いた。この人とその先輩、名前似てる。一文字違いだ。二文字の名前で一文字違いで母音は同じ名前だ。
○○やで。と電話で言われた時点で僕は聞き間違えていた。放っから先輩なんていない。
最悪。絶望。憤怒。
その方は良い人やし、良い人ととしか友達にはならないと言っているのでその場は良い人たちだらけなんだろうが、苦手だと思っている上、来る人全員初対面で、イェ〜イ系の人たちばかり。
苦しい。全く違う生き方の集団の中に芸人の先輩と飲むつもりで来た僕。あちらこちらでイェ〜イが飛び交っている。
こうなったら僕は決断は早い。気付いたらグラスに入ってる分は飲み干した瞬間、帰った。
まだいいやんとか言う隙を与えず帰った。
その方が誰かと話してるとこに行き帰りますと伝える。いきなり違う話をされた事で瞬時に引き止める行動にはならない。その引き止めるという思考になるまでのコンマ何秒。これが隙だ。この隙を使う。相手の返答など待たずに店を出る。このタイミングだと引き止める事はしてこない。相手は何が起きたか分からないし、遠慮なく帰りますと伝えると人は戸惑いながら了承する。瞬発的にオッケーしてしまうものだ。根は良い人だから。
帰り道すぐ電話番号を登録した。二度とこんな事が起きないように。
しかし何かと縁があるのか、後日、地元の堺市に帰り居酒屋で飲んでいたら、僕の事には気付いていなかったが、その方がたまたま向かいの席にいて僕の2個上の同じ中学の女の人とめちゃくちゃキスをしていた。
そんな事あるの!?
ほんまに顔広いなぁ。
堺市やでここ。
いてるのもびっくりやけど2個上の話した事もある先輩と知り合いなんや。
顔が広いのか世間が狭いのか。
んでめちゃくちゃキスしてるんかい。
個室じゃないのに。
とか巡り巡って、とりあえずめちゃくちゃキスしてる2人を見続けた。目が離せなかった。キスを終えた2人が正面に顔を向けたと同時に僕に気付いた。
2人同時にめちゃくちゃびっくりしてた。慌てに慌てていた。なんでなんでなんでと慌てている。凄い。凄い偶然過ぎると口にしながら慌てている。
小さく会釈をし、一言返す。
「ほんま凄かったです。」
その方とはそれ以来お会いしていない。
良い人は良い人だ。
これのどこが今日の大きい出来事やねん。
今日と関係ないやん。
何も書くことがないから過去を引っ張り出して来たとか思われるけど、書いてたらこの話になっていっただけやから。これほんまやから。途中で思い出したんよ。ほんま。
2、今日の小さな出来事。
こんな寒い1日やったのに暖房を付けなかった。
我慢してるんじゃなく寒いと思わなかった。
でも外はめっちゃ寒そうやのに。
ちゃう、コンビニ行った。コンビニだけ行った。たばこ買いに。その時ダウン着て行って帰ってきても脱がずに過ごしてたからや。
そういえば昨日までの撮影場所が田舎の一軒家。生まれも育ちもマンションの衣装さんが一軒家は床冷えが凄いから苦手だと。一軒家ではダウン着て過ごすのが当たり前なんですってね。一軒家生まれの人が言うてました。マンションでここまで床が寒い事ないから。と。
今日僕はマンションでダウンを着ていた。
3、あれば今日の特別な事。
もちろん無しだお。
それではまた明日。