1月12日
1月12日。
この書き入れ時に休みだ。
今は耐える時いつか霧が晴れる。
1、今日の大きな出来事。
2、今日の小さな出来事。
3、あれば今日の特別な事。
1、今日の大きな出来事。
年末年始、体調を崩してた事もあり初詣に行けてなかった。元気だったらちょっと遠出して初詣に行くつもりだったが出来ず。年末年始体調を戻す為、仕事以外は家にこもった。
そのおかげで年末年始の混雑を味わなくて済んだ。毎年わざわざ混んでるとこに出向き小さなストレスを感じ、疲れて家に帰って来る。年明けすぐに初詣に行くのが恒例だったが本当に意味はあるのか?と疑問に思っていた節があった。
それでもやらないと何か嫌なことが起きるんじゃないかという不安で、毎年行っていた。
たまたまの体調不良で今年は初詣に行かなかったが意外と悪くないような気がする。色んな風習や教えがあるが、自分なりのやり方で良いんじゃないかという考えが芽生える。
どこかにみんなが行っているから行っているというところがあった。元々、スピリチュアル的な事は疎い。行きたい時に行けば良いのかも。行きたいとならなければ1年で1度もお参りに行かない年もあって良いかも。それで何かあればそれはその時だ。
とか言いながらも今日、近所の八幡宮に行った。
生まれ育った大阪堺市。自分の町にはふとん太鼓を担ぐお祭りがある。小学生の頃から参加している。16歳になり青年団に入り、今もお祭りの会員である。毎年ふとん太鼓を担いでいた。
しかも、なんとなくやってるんじゃなくガッツリやっている。20人以上いた同級生も今は4人になった。僕も東京に引っ越した事でこの4年は参加出来ていない。それでも会員のまま会費も払い名簿に名前を残してもらっている。行く気は満々だからだ。
そのふとん太鼓を奉納する神社が八幡宮だ。百舌鳥八幡宮。八幡宮は全国にたくさんある神社。その地名を付けて〇〇八幡宮というのがたくさんある。近所の神社も偶然、八幡さんだった。縁を感じる。
スピリチュアル的な事は疎いと言いながら縁は感じる。
昨日も登場したからしょっちゅう登場させるのは違うと思っているのだがSさんが八幡さんに祈祷しに行こうと提案してくれたから行くことに。
Sさんが後厄という事でお祓いをしたいからだそうだ。なのでついでに一緒にお祓いしてもらおうとなった。
予約制なのでSさんが祈祷の予約を入れてくれた。
八幡さんからびっくりの返答。
あなた後厄じゃないですよ。もう厄抜けてますよ。
私後厄じゃなかったみたいとLINEが入ってきた。
後厄やから後厄やからと時々言うてたけどちゃうやん。思い込んで後厄2年やってるやん。友達と厄払い行ってなかった?あれは何の厄を払いに行ってたんや。
とりあえず1回大笑いした。
僕もそうだがしっかり調べないタイプだ。厄とかずっと聞かされてたし、周りも気にするというのがあるから気にしてたけど、実際は心の底からは気にはしていないのだろう。
この事もあり、初詣やお参りというもののプレッシャーが減った。気にならないのよ。もう義務化し過ぎてたのかもしれない。もっと気楽で良いのかもしれない。ご挨拶に行く程度の気持ちで良いのかもしれない。という事でフレッシュな気持ちで八幡さんに祈祷しに行けた。
ご祈祷してもらいお賽銭しておみくじ。
毎年おみくじの結果を気にしてたけど今年は気楽だ。去年なんて大吉出るまで引き直してた。それが良い事なのか分からないが大吉じゃないと気持ち悪くて無理矢理大吉を手にした。それでも良いとかも聞いたことあるし、そんな事をしていた。
今年は気楽。1回引いて何が出ても大丈夫。そして引いた。
末吉。
吉の中で1番下のやつ。
ちょっとイヤかも…
この欲が無い感じで引いたら大吉引けるとどっかで思ってた。めっちゃ欲深い気持ちを持っていた事が分かった。
引き直しそう。だが書いてたような事を散々Sさんに調子乗った感じで語っていたので引き直せない。もうそういの気にしないで生きていくねん。とか言うてしまっていた。めっちゃ引き直したい。だがグッと堪える。
今年はいちいち結果に振り回されず堂々と生きていくつもりだ。そう思いおみくじを引いたのに末吉で簡単に揺らいだ。教訓になった。簡単に揺らぐ奴という教訓。もっともっと達観したいのに。ブレず揺るがず他人と比べずの精神。それが末吉一発で崩れそうだ。
こっそり後日引き直しに行こうかな。
2、今日の小さな出来事。
ご祈祷を終え境内を歩きおみくじへ向かっていた。横を男性が通り過ぎる。さっき一緒にご祈祷を受けた方だ。ちょっと早歩きで僕たちの横を通り過ぎる時に、つまずいた。
あっ、つまずいたと思った。
そこから一歩、二歩、三歩、とつまずいた勢いで前に進む。コケる手前の感じで一歩、二歩、三歩。
一歩ずつ進むたびに勢いは増していき加速していった。それをずっと見ていた。その間がスローモーションのように感じた。実際は一瞬の出来事だが、コケそう、このままいったらコケそう、いや、でもこういう時案外持ち直してコケないもんだ。でも危ないから体を支えにいってあげたい。とか頭の中で巡っていた。
でもやばいかも。ベルトかなんか掴んで助けなきゃ。とまで思ったが、体が全く動かない。一歩、二歩、三歩、四歩、五歩、加速しどんどんつんのめる。全く体が動かない。頭の中は巡るが動かない。そしてその男性は境内の石畳に右肩から倒れた。受け身も手も何も突けず右肩からズサーッ!!
大丈夫ですかとやっと体が動いた。もう遅い。男性は右肩から突っ込んでいる。けっこう怖い倒れ方だ。大丈夫、大丈夫とすぐ立ち上がる。肩からいってましたよと言うといってないです。と間髪入れず返ってきた。
いってたけどなぁ。と思いながら、大丈夫ですかと確認する。さっき祈祷してくれた神主さんもやって来る。大丈夫ですか?一度休みますか?と神主さん。男性は大丈夫と右肩に石畳の砂がびっしり付いて黒の服が灰色になっている。せめてその灰色を払いのけようとするが大丈夫と制止され男性は帰路に歩き出す。
痛みより恥ずかしいのだろう。気持ちはめちゃくちゃ分かる。コケるのは恥ずかしさが何より勝つ。男性もそうだったんだろう。怪我はなさそうなのでそっとしておく。これ以上は関わると男性もしんどいだろう、神主さんも静かに見送っている。
僕たちも納得しておみくじに向かう。男性を追い抜いてかわいそうやったなぁとか話してたらぼそっとSさんが悲しそうにご祈祷終わったばっかりやのに、とつぶやく。
ほんまや!!ご祈祷から最短過ぎる。最難。最難だ。かわいそうに。ただ神社内での転倒は厄落としになるとも言われてるみたいなので、男性もそうであれば良いのにな。
おみくじをしに社務所へ。向かうとさっきまで男性を見送っていた神主さんがもう居た。いつ抜かれた?違うルートがあるのか?神主の力か。完全に余談だ。
3、あれば今日の特別な事。
映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前編後編を見る。えげつない作品だな。漫画ってすごすぎだな。心のより細かい機微を作品に落とし込める人って尊敬しちゃう。
ファンタジーなので何かファンタジーのネタ思いつけと思いながら見てたが思いつくことはなかった。
それではまた明日。