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ライカSL系ヘビーユーザーによるLUMIX_S1H導入記(その1)
私は仕事も作品もライカSLシリーズを愛用しています。
ライカ歴35年で書籍を書いたりアンバサダーをしたりと結構なマニアですが
同じLマウントアライアンスの仲間LUMIXのカメラを1台導入してみました。
感じたことなどを備忘録として残します。
SLについて
Mマウントの攻めた高性能レンズ(ノクチルックスなど)を利用する母艦として
初代SLを愛用し始めたのがきっかけです。
当時は、なかなかあれだけのファインダー性能を持つ機種は存在しなく、マニュアルフォーカスの歩留として、またファインダー画像をしっかり見るという基本的な行為によってもたらされるメリットなど、撮影者としては嬉しい存在でした。
中でも初代SL(typ601)とSL-Sの2400万画素センサー搭載機種が気に入って、この2機種とM型(モノクロ専用機とカラー機、そしてフィルム機)、SL用レンズとMマウントレンズ・Rマウントレンズをアダプター経由で使用する体制です。
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仕事環境とカメラ
私の仕事環境ですが、そのほとんどがスタジオでの人物撮影になります。
フェイストーンのちょっとした色味や、トーンのつながりなどは高いものが求められたりする現場です。
そのため、センサーやエンジンにあわせてプロファイルを作りコントロールしています。
そしてPCとケーブルで繋いだテザー撮影が必須(各スタッフのコミュニケーションや確認事項などに活用)。この安定性は譲れない条件と言えそうです。
設定した条件からLUMIXカメラをセレクト
まず、私がいただいている仕事で利用するために必須なことを先に考えます。
レンズ資産を活かす母艦としてのカメラ
素性のいいセンサーとエンジン
テザー撮影の安定性
ダブルスロット
これが基本的には譲れない線ですね。
続いて、できればこうであって欲しいという条件
(新規の導入するメリットをどこに置くか)
1【高ダイナミックレンジ】(少しでも広いと照明の可能性が大きく広がる)
昔のデジカメは皆狭かったですし、ポジフィルム時代からのカメラマンですから技術的には狭さも問題ないのですが、逆に少しでも広いとできることが大きく変わることも知っています。
加えてもう一つ、
2【別の思考で作られたカメラ】(新たな発見をもたらせてくれるカメラ)
例えばM型ライカなら撮影法が大きく変わりますし、フィルム時代でしたら大判と中判では思考も作法も変わりました。今ですとSONYのグローバルシャッター搭載機などがこれまでの常識を変えてくれる存在として考えられます。
凝り固まった思考をいかに壊していくか、新規にカメラを導入するときはいつもそのことを考えます。
条件に合うカメラを選択したら動画に特化したS1Hでした
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それが正解なのかどうか、正直わかりません。しかし、ピンときました。
1と2の条件に合致しそうですね。
検証は終えています。次回、詳しく。
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