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[kintone]各アプリのデータ(サブテーブル含む)を集計用アプリにまとめた話②

前回のあらすじ

・TiSさんのテーブル系プラグインを組み合わせて使ったら、今まで手で行っていた、各費用精算アプリ(内容バラバラ)を1つのエクセルシートにまとめる作業をkintoneで楽に行えるようになった話。
・その第1回として、精算アプリ1と集計用アプリについてご紹介。
・精算アプリ1の成功に酔いしれながら、他のアプリも楽勝と思いきや、
 精算アプリ2は、もともと持っているサブテーブルがそのままでは使えな
 いことが判明。どうする、もりおす!?

今回のおはなし

・ちょっと複雑な精算アプリ2(語学補助申請アプリ)をなんとか集計用アプリにコピーできるようにがんばって修正したというおはなし。

今回活躍してくれたプラグインと機能(再掲)

TiS さんの以下プラグインです。
■kintone テーブルデータコピープラグイン
 今回の主役。サブテーブル内の各行(精算データ)を別アプリ(集計用アプリ)に各レコードとしてコピーしてくれる神プラグインです。
kintone テーブル複数行初期表示プラグイン
 サブテーブル内に、あらかじめ好きな項目を入れて行を作っておけるプラグイン。転記元の精算アプリが思った形ではなく(すでに持っているサブテーブルの集計区分がほしい区分じゃなかった)、これを使って解決(別のサブテーブルを作り、ほしい区分に集計し直しました)できました。
■kintone フィールド非表示プラグイン
 サブテーブルはアクセス権設定ができないけど、これを使えば解決です。サブテーブル内の個別フィールドを非表示にしたり、サブテーブルごと非表示にもできます。

■アプリコード
 kintoneの「高度な設定」から設定できますが、みなさん使ってますか?これを使えば、「(アプリコード)-(レコード番号)」と書くだけで、そのままkintone内のリンクになります。テーブルデータコピープラグインとの愛称抜群です。

基本設定(精算アプリ2と集計用アプリ)

■精算アプリ2 語学補助申請 アプリコード:LTA
  もともとこんなんで、そのまま使えなかったので、

下にこんなのを追加しました。
TiSさんのプラグインが大活躍です。

■集計用アプリ 伝票処理状況 アプリコード:DEN
 こんなふうにコピーされます。

まとめ

複数アプリ(サブテーブルを含んでもOK)を1つのアプリに集約する際には、TiSさんのkintone テーブルデータコピープラグインがおすすめ。

■おすすめポイント
 ①処理が面倒なサブテーブルが簡単にコピーできる(条件設定も可)
   入力のことだけ考えればサブテーブルはやはり便利。
  ⇒データ入力はサブテーブル⇒レコードに変換して集計アプリで管理
   するのもありかも。
 ②サブテーブルがなければ(元からあるものが使えなければ)、
  専用のサブテーブルを作ってしまえばよい。

   その他TiSさんのテーブル系プラグインと相性がよいので、自分が
   使いやすいサブテーブルを事前に仕込んでおくことが可能。
 ③アプリコードをリンクにすることで、コピー元・コピー先アプリの
  相互参照がとても楽。

よかったら使ってみてください!

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