ふつうのSWエンジニアは如何にしてMORIUMIUSのチェーンソーを整備することになったのか vol.1
MORIUMIUSファンのスーさんです。はじめまして。リレーnoteのバトンを受け取りまして、何を書こうか悩んだ末…自分とMORIUMIUSとの繋がりについてベタに書いてみることにしました。
MORIUMIUSは2015年に会社のボランティア活動を通じて知りました。学び場作りの活動を通してコンセプトに共感し、自分の子どもをプログラムに参加させるうちに徐々にのめり込み、最終的に会社のボランティアと関係なく休暇を利用してMORIUMIUSに滞在しては、自分が出来る範囲でアレコレとお手伝いさせていただいております。最近ではチェーンソーや刈り払機の整備も引き受けております。
↑2020年・夏。MORIUMIUSから預かったチェーンソー
このnoteでは、ふつうのサラリーマンSWエンジニアである私がMORIUMIUSと出会ってから最近の活動(チェーンソーの整備とか)に至った流れをゆる〜くご紹介できれば、と思います。
ずっとやりたいと思っていた震災ボランティア。
きっかけはなかなか無い…
東日本大震災のあと、多くの人と同じように私も被災地で何かしたいと思い続けていました。でも思っているだけでなかなか行動に移せないでいました。当時は子どもも小さく、家族を家に残して遠くまでボランティアしに行くのは自分にとっては少々ハードルが高かったです。
そんな2015年のある日、仕事の合間に会社から来るメールを眺めていたら、たまたまボランティア活動の募集に目が留まりました。弊社ではこの活動は通称「ボラバス」と呼ばれておりまして、前から知ってはいたのですが前述の事情により参加したことはありませんでした。この時の活動場所がまさにオープンしたばかりのMORIUMIUSだったのでした(※このときなぜMORIUMIUSが活動場所になったかはあの方がnoteに書いてくれるでしょう…)。活動内容を確認して、是非参加したいと思ったのですが…
その当時ボラバスは、貸切バスで金曜の夜 会社を出発し現地に移動(車中泊)、土曜の朝から日曜の昼くらいまで活動して日曜の夜 都内に帰って来る、という日程で実施されておりました。現地でどんな作業をするか次第ではありますが、なかなかの強行軍。週末を全部使ってしかも翌日の月曜は仕事です。ボランティア未経験の私は大いに躊躇しておりました。
自分のクルマで行って、車中泊すれば良いのでは?
実はこの時たまたま自家用車を買い替えたばかりだったのですが、私の頭の中で次のようなロジックが繋がりました。なぜこんなことを思いついたのか、今となってはまったく覚えていません。
ボラバスは自家用車で現地集合してもいいらしい
↓
新しいクルマはバンなので車中泊ができる(だろう)
↓
バスに乗らなくても自宅から夜出発して移動し、
現地近くで車中泊して合流すればいいのでは?
↓
そうすれば帰りも都内から電車で帰宅しなくて済むし、
家を空ける時間を最小限にできるかも?
(私は茨城県に住んでおり、都内で解散後逆方向に戻る形になるのです)
↓
早く帰れば翌日の仕事も大丈夫なのではないか…
そんなわけで、この時初めてボラバスに参加し、初めてMORIUMIUSの土を踏むことになったのでした。決してボラバスのためにクルマを買い換えた訳ではないのですが、私の背中を押してくれたのはあの黄色いクルマだったのでした。
↑黄色いクルマ。別のボランティア活動に娘と二人で参加した時の写真
買ったばかりのクルマで初めての車中泊をしつつボランティアに参加した話はまた次回。