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中古マンションリノベに必要なお金の話


本記事の目的と背景

この記事を読むと、「中古マンションのリノベーションを行う際に必要なお金の話が大体わかっている」状態になってもらうことを目的に書いてみたいと思います。

というのも、私も最近、中古マンションのリノベーションを行なったのですが、かなり終盤まで全体のお金の流れが理解できないまま進めてしまい、非常にストレスを感じたのです。
ですので、今リノベーションを迷っているそこのあなたに向けて、ぜひ前向きでハッピーなリノベーションに臨んでもらえるための情報提供が行えたらと思って書いていきます。

免責

本記事は、一個人の体験談をもとに、一般的な情報をまとめたものです。内容は執筆時点のものであり、状況によって変更される可能性があります。最新の情報をご自身で確認のうえ、自己責任で判断・行動してください。本記事の内容を参考にしたことによるいかなる損害・不利益についても、当方は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

リノベーションの流れとそのほか前提条件

まずは前提として、リノベーションの大きな流れを説明します。
表で整理すると、ざっくりと以下の流れで進んでいきます。

中古マンションリノベーションの流れ
(★マークの場所では何かしらの支払いが発生)

また、費用のリアルな概算のためにおおよその条件を設定しておく必要があります。今回は、以下の条件を仮定して進めていきます。

  • 購入するマンションの所在地は東京都を想定

  • ワンストップサービスのリノベるを利用

  • 予算は6,000万円(物件4,500万円/リノベーション1,500万円)

  • ローンはSBI新生銀行の住宅ローンを利用

    • 返済期間は35年、変動金利(当初利率は0.41%)

    • 夫婦でのペアローン利用

    • 諸費用(物件・リノベーション以外の費用)への利用不可

    • 物件代金とリノベーション代金の一括借入

結論、いくらかかるのか?

やっと結論です。総計と項目別に分けてお伝えします。

物件の引き渡しまでに必要な金額は、総計で¥64,108,420となりました。
また、今回は6,000万円を銀行から借り入れていますので、最終的に自己資金から捻出する必要がある金額は¥4,108,420となります。
全額を一度に支払うわけではありませんが、個人的には考えていたよりもお金がかかるな…という印象です。
詳細な内訳は以下の表に記載してありますので、気になる方は見てみて下さい。というか、一度しっかりみてみることをお勧めします。

リノベーションで引き渡しまでに必要な費用詳細

最後に

実際、引き渡し後には以下の3つのお金もかかってきます。お忘れなきように…

  1. 前宅の退去時費用

  2. 引っ越し費用

  3. 新居のインテリア購入費用

なかなか世知辛い内容になってしまったところもありますが、事前に把握しておくことで後から苦しい思いをすることも避けられるかと思います。

実際は以下のような工夫をすることで、必要な資金を抑えることも可能です。

  • 50年払いが可能なローンで月々の支払額を抑える

  • ローン事務手数料が低いローンを利用する

    • 固定金利のローンに多いと思います

  • インテリアの支払いを組み込み可能なローンを利用する

まずは初めの一歩として全体感の把握をしていただいた上で、読者の皆さんそれぞれの課題をクリアするための方法を探していただければと思います。この記事が、みなさんの計画的でハッピーなリノベーション実現の一助になれば嬉しいです。

リノベーションについて「こんなことが知りたい!」という内容がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せ下さい。
私の体験談ベースにはなりますが、時間のある時に書いてきたいと思います。

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