夢の話3
数年前に亡くなった元カレ、他たくさんの元職場の人達(しかもすでに辞めた人も出てきた)と遠征へ行く。
未来の列車のようで、真っ白の車体で、車内は部屋のようになっていて、キッチンや食器棚、バーカウンターなどがあり、座席がふかふかのベッドになるなど、かなり居住型を意識した造りになっている。
先頭の車両をチャーターしていて、集団で何日かを過ごしていた。
自分は恋人とかなりオープンな関係で座席でべたべたしている。彼はクールで優しいけれど、それほどべたつくのは嫌なのかな?と思わせるほどの態度だった。
到着してからは彼とは別行動を取っていた。
全ての工程が終わり、帰る事になった。自分が乗り込む車両がどこなのかわからなくなった。巨大で先が見えないほどの長い連結列車の脇で人ごみの中、どっちが先頭なのかがわからずに困惑していた。そこで、知人のⅯさんとばったり会う。ので、どこが自分が乗る車両なのか?と聞いたら「一緒に行こう」と言われた。彼女の後ろにマンボウが列になって飛んでいるのが見えた。
乗り込んでみたけれど、違う車両だった。仕方なしに前の車両に向かって歩いて行く。
もうすぐ出発なのだが、おなかがすいた。
一番前の車両が特別車両になっていて、知った顔が座席で寝ていた。先頭の座席に行くと、彼がひとりで座っていた。感激で抱き着く「会いたかったー! 元気だった? ケガしてない?」彼はクールにうなずき、食べていた輪切りのミカンをくれた。
そして「何をしていいのかわからない」と言った。
自分は他の人達が寝ているので「寝てていいんじゃない?」と言った。が、そういう意味ではなく、夢の中の何かのメッセージだと思われる。
列車はいつの間にか発車していた。
終わり