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【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #15 中学生活、スタート!

そんなこんなで、
小学校最後の運動会も終え、
いよいよ中学生に。

さすがに、小学生の時のように
あれもこれも、
親が口を出してはいけない…と
黙って見守ろうとしたのですが

これがよくなかった(- -;;

ここの中学校は
「宿題」という言葉を
あまり使わない学校でした。
その代わり、
「家庭学習」という言葉を使うんです。

例えば、プリントが配布される。
これ、たぶん宿題です。

でも、そのプリントは、
「家庭学習ノート」に貼って提出する。

で、プリント以外にも
例えば、自主的にドリルをやるとか
教科書をまとめるとか、
そういう自主学習をがんばって
家庭学習ノートのページを埋めていく。

お勉強ができる子たちは
一生懸命がんばって
どんどんノートを増やしていき

お勉強が苦手な子は
めっちゃ大きい字で書いたり
めっちゃ改行したりしてページ数をかせぎ、
「それってずるいやん」と
女の子どうしでもめたり(^ ^;;

とにかく、
この中学校では
「勉強する」イコール
「家庭学習ノートのページを埋める」
ということでした。

こうなると、
うちの長女は勘違いします。

やらなきゃいけない宿題と
自主学習との境目が
イマイチ理解できないまま

もともと勉強なんかキライやのに
なんで家庭学習なんかせなあかんねん…
てなもんで

まったく勉強しなくなりました。

少しでも家庭学習ノートのページを増やそうと
必死になってる同級生たち(ズルしてる子も含め)に
影響される気配もなく

「アカネさん、今月は0ページです」
なんてこともしょっちゅう。

あとねえ、
定期テストの仕組みも
わからなかったみたい。

私が中学生の時を振り返ってみると
ふたつ上に姉がいたので
定期テストとはなんぞや、とか
そこに向けて、みんなが
どんな風に勉強するのか、とか

誰に教えてもらうでもないけれど、
なんとなくわかっていました。

だけど、
上の子とか、一人っ子とかには
ピンと来ないのかもしれませんね。

仲良しのYちゃん(一人っ子)のママは
もう、つきっきりで勉強をみたそうで
「私、もしYと一緒にテスト受けたら
100点取れる自信あるわ」と
言ってました。

やっぱ、そうなんや…

最初のうちは、
つっきりで勉強をみてあげる、
ぐらいのほうが
よかったんだ…

私は、ちょっと早く
手を離しすぎました。

もう中学生なんだから
自分で勉強してもらわなくちゃ…
と思ったのは甘すぎたようで

小学校でも
勉強が得意だったわけじゃないけど
そこそこ普通の点数を取れていたのが

中学生になってからは、もう
それこそ坂道を転げ落ちるように
勉強ができなくなっていきました。


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