【そして思い出し笑い〜こんな子、育てましたけど】 #23 無事に高校合格!
ふたつ前の記事で書きましたが…
私の誘導?に乗っかった長女は
無事、A高を受験し
合格することができました。
正直に言って
地元の評判は
そんなに良くない学校でした。
体操服のジャージの上から
ホックをわざと外してスカートを履き、
最寄り駅でたむろしているA高生は
どう贔屓目に見ても
お上品とは言えない佇まいで…(^ ^;;
ですが、
「なんかしらんけど
すごい高校にちがいない」
という私の予想は、
的中しました。
入学前に、いろんな手続きをしたり、
生徒手帳用の写真を撮ったりするというので
一緒に学校に行ってみたら、
見事な金髪に、
バッシバシのつけまつげの子が
教頭先生(女性の方でした)と
話しているところに遭遇。
「その髪の色、どないしたん?
中学の卒業式の時は、どうしてたん?」
「卒業式は黒くせなあかんて言われたから
黒に染めた(タメ口)。
卒業してから、
もっぺん染め直した(タメ口)」。
「うーん。困ったなあ。
その色では、証明写真
撮られへんで」
「でも、染めたとこやから
また黒に染め直すとか無理(タメ口)
髪の毛、痛むて言われたし(タメ口)」
…困った子です。
でも、困った子にも
それぞれに理由があります。
生まれた時から
困った子だったわけじゃない。
家庭環境やら、
これまで受けてきた教育やら
何か理由があって
金髪にしてるんです。
金髪という「武装」をしなければ
学校に行けない理由が
何かしら、あるはずなんです。
そのことを、受け容れ、
ていねいに話を聞き、
頭ごなしに否定することなく
先生が生徒と一緒になって考える。
その姿勢が
この高校にはありました。
D校に行かせなくてよかったー!
これよこれ、
私が教育現場に求めてたのは…♪
もちろん、長女のことも
ていねいに見てくださったので、
私は今でも
ここの高校の宣伝をしまくっています。
不登校で悩んでいたり
成績のことでつまづいていたり
そんな中学生を持つ
親御さんたちが
「ねえねえ、お嬢さん
A高だよね?
あそこ、どう?
ガラ悪いよねえ…」
などと相談に来てくれます。
そのたびに、私は
「まあ、たしかに
お上品ではないけど
これまで落ちこぼれてきた子とか
学校に行けなかった子とか、
とにかくていねいにていねいに
見てくれる学校やから」
とオススメして
たくさんの「A高つながり」の
ママ友(パパも)を持つことになりました。