人生を変える!社会を変える!~これからのコンサルタントに必要な知識とスキル
8月26日(土)に、年に1回のリベコの夏の大会「人生を変える!社会を変える!~これからのコンサルタントに必要な知識とスキル」がハイブリッド開催され、3名の理事が登壇されました。
今回はその中から、代表の森田昇さんと矢野圭夏さん(ケイティ)の講座をご紹介します。
森田さんからは「どんなスキルの再取得がオススメ? リスキリング最前線」というお馴染みのリスキリングの話です。リスキリングとは、新しいスキルを身に付け実践し、新しい業務や職業に就くことです。学び直しではありません。
経産省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業で、採択された50社が実施しているのは、主にデジタル分野の講座です。
DX化に対応しようとITパスポート資格を取らせようとする企業が多いようですが、それだけでDX人材になれる訳ではありません。DX人材になるには業務の知見が必要です。
固定電話⇒スマホの変遷・進化に対応できて来た私達は、もう既にデジタル人材のはずですが、仕事の分野では必ずしもデジタル化が進んでいるとは言えません。
デジタル化が必要と考えれている外部環境変化の中で最も重要なのは学習格差(主体的に学ぶ人と学ばない人との差が大きいこと)です。
主体的な学び、自律的なキャリア形成を進めるには人材開発に加えて、事業開発、組織開発も行って、新しいスキルを活かす場を作る必要があります。
組織開発によって、正確なものづくりをする工場モデルから脱却して、挑戦的に創造する、ことづくりを行うDXに移行すべきです。キャリア自律を促す仕組み化、変化することを促進する仕組み化も必要です。
森田さんの講座のまとめは、リスキリングと言えばデジタル化、常に変化することを常態とする、個人・組織・業務の相互作用で進める、の3点となります。
ケイティからは、「コンサルタントが知っておきたい場づくりの成功と失敗」というお話です。
お馴染みの場づくりは、相手のため、目標のため、可能性のため、成果のためと色々な理由があります。
ケイティの経験から、場づくりの成功例、失敗例が紹介されました。
【成功例】
●手違いがあって非常に悪い雰囲気で始まった面談だが、謝罪と説明を丁寧に行うことにより、クライアントから満足して頂ける時間になった。
●話の内容を可視化することで、その方が躓いているところを分かり易くすることで解決に至った。
【失敗例】
●コーチ、コンサルタントが多く話し過ぎて一方的な助言を与えてしまったこと。
●無理なプレッシャーを与えてしまったこと。
何を以てコーチングやコンサルの成果とするかは、クライアントと十分に話しておく必要があります。
コーチやコンルタントが継続してもらうには、価値提供と成果の実証、強固な関係構築と信頼性、継続的な学習と成長が必要です。
コンサルタントにとって大事な3つの点として、実践する、体験を活かす・失敗から学ぶ、固定観念や経験に縛られず学びほぐすということが最後にまとめとして挙げられました。
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「リベラルコンサルティング協議会」
自らアップデートでき、豊かで潤いあるキャリアを歩める仲間を募集しています。
@liberal.consulting.association
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(仲井圭二)
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