2022/4/11 場づくり仕事術出版記念セミナー～夢や想いを実現するには～

【場づくり仕事術出版記念セミナー　～夢や想いを実現するには～】

今回は、鹿児島の着火ウーマン・ケイティこと矢野圭夏さんによる『場づくり仕事術出版記念セミナー　～夢や想いを実現するには～』についてご紹介します。

最初のミニセミナーは、場とは？ 場づくりとは？ という話から始まりました。私がいて、あなたがいればそこは「場」である、場づくりはコミュニケーション、場づくりは愛といった、場に関するケイティの考え方が最初に示されました。但し、「場づくりは愛」の言葉は、ご主人の反対で本には書けなかったとのこと。
場づくりができるようになるためには、場、場づくりを拡大解釈する、場数を踏みながら質も高め、自分らしさを出すということが話されました。

次は鹿児島でケイティとも親交が深い重久亜希子さんによるインタビューです。ケイティは随分以前から本を出したいと思っていたのですが、やり方が分かりません。ところが、身近な森田昇さんが出版されたことが、ケイティの出版の実現に大きく影響したのです。
ケイティは大阪から東京への転勤、結婚してからの鹿児島への移住を経験しています。行ったからには何か爪痕を残さないと報われないという思いが、自分の居場所を作りたいという気持ちにつながり、それが場づくりの考えを生み出したのです。

企画が良くても人が付いて来ないと場づくりは成功しない。場づくりの際には人を信じる。必ずしも場づくりがうまくいかなかった経験から、このような教訓を学びました。

場づくりは必要なのか? という問いには、「読み、書き、場づくり」はコミュニケーションの基本ですと明快に回答します。
“あなたの「出番」を待っている人が必ずいる”という言葉が本の表紙の裏に書いてあります。自分のためだけに頑張るのは難しいけれど、自分を待っている誰かのためになら頑張れるということが、ケイティのエネルギーの源になっています。

ケイティにとって大切な場は、参加した人がまた来たい、また会いたいと思える場だそうです。

最後のQ&Aでは、本の中の図は出版社が作ってくれたのではなく、ケイティ自身が頑張って作ったこと、最初分かりにくかった表現を、校正の方の力を借りて、分かり易くした等の裏話も紹介されました。これから本を書こうとする人に参考になるお話がふんだんに盛り込まれていました。
（仲井 圭一）

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