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2020/12/07 ボツになった本の企画と、ボツの理由
【ボツになった本の企画と、ボツの理由】
2020年11月20日、リベラルコンサルティング協議会理事の森田昇初の著書「売れる!スモールビジネスの成功戦略」が発売になりました。
資金も、スキルも、人脈も、ビジネス経験のない初心者でも、スモールビジネスで成功するためにはどうしたらいいか? スモールビジネスだからこそ自分に合ったやり方で成功できる、そんな法則を見つけられる内容になっています。
「本を出版すること」それは元SEであり、現コンサルタントである森田の夢でもありました。どれほど強い夢だったかといえば、大学生の頃にジャンプ小説新人賞に応募して800人中5人まで残るほど。ギリギリのところで最終選考まで残れず、普通に就職活動をして、過酷なIT業界に身を投じることになりました。
やがてコンサルタントとして独立し、これまでの紆余曲折を経て成功するまでの経験を活かした本を出版することに! しかし、「スモールビジネスの成功戦略」というテーマに絞りきるまでには、さらなる紆余曲折がありました。
ここでは、そんなボツになった本の企画とその理由を紹介します。
「会社を辞める勇気」
あのベストセラー本を彷彿とさせるインパクトのあるタイトルで気を引き、読み進めた結果「やっぱり会社に残りたい」と思ってもらうことを目指した企画。自身が転職を繰り返したIT業界で今も頑張っているエンジニアたちに読んでもらいたいと考えたもの。
……東京でSEが中心のIT企業は6000社。母数が少なすぎるため、ボツに。
「企業研修」にまつわる企画
上に同じく、IT企業の離職率の改善を目指した企画。
……研修講師をやってみたい人の母数が少なく、ボツに。
「補助金申請支援」にまつわる企画
実は誰でも簡単にできる、補助金申請の成功戦略。
……「それ、本当にやりたい?」と聞かれた時、自身が本当にやりたい仕事とは異なるため、ボツに。
この辺りで、「自身が出版を通して叶えたいこと」について考えはじめました。出版は手段であり、それによって何を叶えたいかというゴール設定が必要です。叶えたいことがあってこその出版であり、叶えたいことをどう叶えればいいのか? それが見えた時、出版が初めて活きてくる。そんなふうに考えるようになりました。
「キャリコンの教科書」
過去に転職を繰り返して苦しんでいた自分は、自分が将来どのようなキャリアを歩みたいのか考えたこともなかった。だから、キャリアコンサルタントとして活躍している現在の自分なら、過去の自分を救えるはず。キャリアコンサルタントが救える人はたくさんいるはず。なので、そんなキャリコンたちにもっと活躍してもらいたい!
……キャリコン資格を持つ人は、現在5万人。せめて50万人くらいは母数が欲しい!
また、「稼ぐ」ことにフォーカスしていない、教育関連の業界で活躍しているキャリコンもいることがわかった。
結果として、キャリアコンサルタントには限定せず、より抽象度を上げた「スモールビジネス」をテーマとしました。
この本を手に取っていただくのは、キャリコンはもちろん、主婦でもシニアでも、会社員でも大丈夫。
あなたらしいスモールビジネスに一歩踏み出す方法がきっと見つかる、そんな内容になっています。
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「リベラルコンサルティング協議会」
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