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夢を覚えているということ

寝ている間に見る夢を使ってセラピーをしているのですが
そもそも夢を見ない、とか
夢が覚えていられない、というお声をいただいたりします

また、私自身も
覚えていようと意識はしていても
見ていたはずだけれど起きたら忘れてしまう、ということは何回もあります

では、
『夢を覚えている』とき
『夢を覚えていない』とき
一体何が違っているのでしょう

まず夢は意識して覚えていようとする姿勢はとても大事だと思います

なぜなら私たちはうっかりしてると
起きている時に起こる様々な事象に対して、そこに意識が向いているし
それがすべてだとすら感じるからです

起きている時の体験がすべてで
目に見えて触れるものがリアルで
肉体の感覚こそが生きる本質だと思っていたなら
夢の世界は霞みであり意味がないもののように感じるでしょう
夢は見ても見なくても変わらないものなわけですから
『覚えていない』ことに何の問題もないわけです

ただ、夢の意味を知り
夢を読むことを続けた結果
その意味から得る叡智や普遍的な知識は、意味がないものではないことは明白で
それこそが現実を作る材料なのだと感じるわけです

この夢を見たからこの現実なんだ
ということを何度も体験するからです

夢はエーテル体の体験であり
感情体験であり心が表れています

私たちは、感情が先にあり
その振動が密度を荒くして目の前に現れるわけですから
夢が先にで現実は後づけ、ともいえます✨

そんなわけで、自分の意識が
どこに向いているかによって
夢を覚えているときと覚えてないときがあると言っていいと思います

予定がパンパンな1日を控えた朝や
長距離移動を予定している日の朝は
夢を持ち帰らないことがよくあります

また、セラピーを始めたら、夢をよく覚えていられるようになるのは
セラピーを意識しているからというよりも、夢の世界の重要性にコミットしているからなのかもしれません

人は誰でも眠りにつきます
眠りは肉体と繋がったまま、意識だけが旅をする幽体離脱ともいえるかもしれません

肉体から自由になり
広くて深い宇宙を旅しているのだから
そのお土産を持ち帰り
起きてから確かめて
何を持ち帰ったのかを改めて見てみることをオススメしています

それが夢を解釈するということです


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