旅行について4

こうして過去の旅行スタイルを振り返ってみると、自分の趣味嗜好(価値観)の変化がよくわかる。①若い頃は、狭い範囲だが仲間たちと一緒に出かけ、そこで語り合う(バカ騒ぎする)ことを重視し、②年齢を重ねることにより、一人行動が徐々に増えていくことで、行動/活動範囲を拡大し、未知の場所、物、人を知ることを重視し、③さらに年齢が進むことで、あまりお金をかけずに、自分が本当にしたいこと(体験型、アウトドア)を重視していた感がある。

一般的に、世の中の旅行のイメージに最も近いのは、②だろう。
地方の観光スポットに、飛行機や新幹線に乗って行き、事前にネットや雑誌などで調べた情報を、自分の目で確認し、写真におさめ、それをネット上にアップしていく。ただし、大多数の人は家族恋人友人と行く。これは私と異なるところだ。10年ぐらい前から、一人旅も、雑誌などで特集を行っており、ブログ、sns、youtubeなどで、それを堪能する様子をupする人が増えており、世の中的には珍しくなくなってきた感はあるが、私の周囲では一人旅を積極的にしている人をあまり見かけたことがない。周囲からはいまだに、「一人で旅行とか寂しくないの?」「絶景とか見ても、共感できる相手が隣にいないとつまらないじゃん」「旅館(ホテル)にいる間、寂しくて耐えられない」など言われる。ちなみに、私は26歳の時に初めて一人旅を行ったが、その時から今まで80回以上行っているが、一回も寂しいと感じたことはない。※浪人時代(18,19歳)をきっかけに一人行動は増えていった。


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