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ネパールのスケートボードパーク完成

こんにちは。広報担当のサトです。

先々週の10月6日は「国際協力の日」だそうです。1954年のこの日、日本が、初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織に加盟したことから1987年に制定されました。広く国民一般に国際協力への理解と参加を呼びかけ、この日を中心に国際協力の日を記念した様々な行事が行われているそうです。

そんな国や団体が行う国際協力とは到底くらべものになりませんが…ほんのわずかではありますが、モリトは、途上国の子供たちに「笑顔と夢を与えたい」という想いで活動しておられる岩澤シモンさんを支援しています。

様々な国でスケートボードに触れるキッカケを作られています
簡単な日本語を紹介することも

スケートボードパークの建設

3月にご紹介したネパールでのスケートボードパーク建設、ご報告が遅れましたが、無事完成し、地域の子供たちを中心に、ブトワル市の皆さんがスケートボードを楽しんでいます。

ドイツのNPO団体、ネパール、インドのボランティアの方々、そしてスケーターで人気YouTuberの岩澤シモンさんの子供たちへの想いがたくさん詰まった唯一無二のスケートボードパークです。

政府が定める貧困ラインを下回る生活をしている人の割合が約60%と言われているネパール。その中でも生活が厳しいスラム街の近くに、このスケートボートパークは建設されました。

ボランティアの方と共に、地元の方もお手伝いしてくれたそうです
オープン当日は、セレモニーも行われました
テントのあるスペースにはバスケットゴールもあるそうです!

完成!歓声!コミュニティの場へ

シモンさんのパーク建設の完成動画で、建設に携われた方々が、「スケートボードには、世界の人と人をつなげ、助け合う文化がある」とコメントされていたのが印象的でした。
たくさんの笑顔が生まれ、コミュニティの場となり、新たな明るい未来が生まれる可能性を秘めたパーク。単なるスケートボードのパークでは無く、地域の方々が自然と集まる憩いの場所となりそうです。

スケートボードやシューズ、ヘルメット、肘やひざのプロテクターも多くの方からのご厚意だそう。
すぐにプッシュ(前にけり出し進む技)ができるようになりました

ココから始まる未来

記念にハイ、ポーズ!笑顔が溢れています

日本、ドイツ、インドといった様々な国のスケーターの皆さんと交流を深め、「世界」に触れた現地の子供たち。この中から将来のオリンピック選手が生まれるかもしれません。また、「世界」を知った子供たちが、スケートボードとは違った形で未知の世界に飛び出すかもしれません。
このパークを通じて「知る」という機会を得た子供たち。その学びがどのように今後発展していくのか楽しみにしています。ネパールに限らず同様の活動を継続されているシモンさんの活動を、これからも応援していきたいと思います。

3月にご紹介した記事はこちら!

岩澤シモンさんのスケートパーク完成動画は、こちら!