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明日は雪になるらしい

今日の空は晴れたり曇ったり。

雪を降らそうか止めようか躊躇しているみたいな空だ。

花屋の店頭に並ぶ苗たちは、温度管理の行き届いたハウスで育てられ、このいきなりの雪は堪えるだろう。

朝起きて空を見て、この冬買ったパンジーたちは軒下へ移動した。

小振りなブリキ鉢に植え付けたパンジーはもりもり成長し、春には鉢を凌ぐ大きさになる。

溢れる様に咲く。次々に蕾を立ち上げ春の到来を告げる。

庭を愛する者にとって植物は、暦のようでもある。


ポリゴナム
半常緑多年草
小さなグランドカバー
斑入りなので花が無くてもカラフル


植え替え時、零れ落ちた先端を土の上に乗せておいたら活着したようだ。

前回の雪にも耐え、驚いた。
多肉植物と雪、最悪な相性と思われ。
別品種の春頃の様子
極小花が可愛い

蘭は雪で駄目になってしまった。生き残ったのは原種蘭のみ。

原種蘭は庭に居て欲しい植物だから、ちょっと気にかけていようと思う。

様々な植物を育ててきて、結局は原種に行き着いた感がある。

デージーもバラも球根類も。それらは豪華さには欠けるが逞しく子孫を残す。庭を気に入ればその季節にはいつもの様に、ここに佇んでいる。

昨年と同じ花が変わりなく咲く景色があって、けれども消えてしまう景色もあって。

そんな何の事はない、平凡すぎる日常を書き残すのも良いかもしれない

特別な一日も素晴らしいが、平凡な一日は永遠に残るような気がしている



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