レジに関わる報告業務をデジタルを使って軽減する(具体的計画案)。
小売業(スーパー)でレジに関わる什器開発、オペレーションの改善業務を担当しています。(しつこいくらいの自己紹介)
今回はレジ関連の業務で悩んでいる課題を、「デジタル」という魔法のスキルを使って作業時間短縮・生産性向上を上げるための計画を検討しました。
解決したいこと「売価エラー報告に関わる反芻業務・単純業務を簡単にする」
前回の記事でも挙げた作業について、改めて店舗のレジ責任者や複数店舗を管理するスタッフからヒヤリングを行いました。
解決させたい対象者
まずは数十店舗を管理するスタッフから。
理由>店舗内のPCではセキュリティや営業に関わるシステムとの影響性から新たなアプリケーションを使用するために関係各所と調整が必要になり、時間が掛かります。そのため、レジ業務に関わるスタッフの固定作業を簡易化できるようにしていきます。
選定理由と現状
社内イントラ内に各店からの報告書を投稿する6つのエリアごとのフォルダから1店舗ずつ「未報告」がないか確認しています。入力漏れや入力忘れなど「未報告」の場合は店舗に催促します。
上記工程を約50~80店舗分、同じ作業とチェックを行っている。
現作業にかかる人時:1店舗あたり2.5分の作業×50~80店舗確認=2~3.3時間/人
入力した日(更新日)は確認できるが、記入内容がちゃんとできているかは更新日からは分からない。
結局、1店舗ずつシートを確認しなければならない。
目標
上記工程について15分以下で全チェックできるようにする。
解決手段(案)
Power Automate を使用する。
レコーダーを使い、社内イントラ内のファイルまで入り、各店が投稿したファイル内の必要項目をExcelに入力し、店舗ごとに「報告済」「未入力」を一覧化できるようにする。
導入までの流れ
実装が難しかった場合の代替策
Microsoft365系の社内イントラ内の操作のため、Power Automate での使用で操作は親和性があると考えています。Power Automate を使い、〆切に対して更新日が変わっていない、または入力漏れや未入力の店舗に対してアナウンスを発信するツールを考えてみます。