「せっけん」とは・・・??
普段何気なく使っている「せっけん」。
有難い事に、生まれた時から生活の中にあり、
使う事にも、せっけんその物にも、何も考えることなく使い続けてきました。
「石鹸」とは、、、
界面活性剤の一種で、動植物の油脂とアルカリを科学反応させて作られたものです。
「石鹸」は大きく分けると
・脂肪酸ナトリウム(ソーダ石鹸)
油脂+水酸化ナトリウム ⇒ 固形・粉せっけん
・脂肪酸カリウム(カリ石鹸)
油脂+水酸化カリウム ⇒ 液体せっけん
に分けられます。
油脂(脂肪酸)を強アルカリ(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム)で分解する化学反応のことを「鹸化」と言います。
油脂は、脂肪酸とグリセリンから出来ています。
アルカリと反応させる事により、
脂肪酸ナトリウム = せっけん と グリセリン
が出来上がります。
RCOOCH2 RCOONa CH2-OH
R’COOCH + 3NaOH → R’COONa + CH-OH
R”COOCH2 R”COONa CH2-OH
油脂 水溶液 脂肪酸ナトリウム グリセリン
R(脂肪酸)の数によって鹸化反応が変わり、出来上がりの質が変わります。