優生学について考える
「大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべき」という有名人のツイートを見た。
最近の若い子の漫画みたいな活躍っぷりをみておばさんの私は新しい時代の風を感じてまぶしくてまぶしくてな状態だけど、それに対して遺伝子を残すために配偶者の選定ときたかとびっくりした。
ただ、この選定という言葉はきつすぎて受け入れることができない人も「こんなすごい人の子供だったらきっと・・・」と期待したことはないだろうか?
正直私はある。
それどころか天才と呼ばれている人達が結婚せずに子どもも残さず亡くなったりした時に「あー残念だなぁ」と思ったことさえある
怖い。私。
そこには配偶者を持つことや子どもを持つことができないまたはしない選択肢を私の勝手さで無視しているという怖さと、
優秀な遺伝子を残してほしいという思いは裏返すとそうでない遺伝子は残さなくていいもっといえば残してほしくないという気持ちにつながりがちだから。
とっても叩けないこの人のことを
私の中にもまだこんな怖い考えが残っていたことを知ることができた。