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泉屋博古館東京 不変/普遍の造形 住友コレクション中国青銅器名品選
●ツイッター投稿まとめ
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泉屋博古館東京 不変・普遍の造形 中国青銅器名品展。泉屋博古館京都で魅了された古代中国ロマン。十二国記でお馴染みの饕餮やキングダムの河了貂そっくりの器など見どころ多し〜
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かわいいーの声が泉屋博古館の展示室に響いたフクロウをモチーフにした鴟鴞尊(しきょうそん)。しかしよく見ると翼に蛇が巻き付いてる。フクロウは中国で凶鳥といわれたようで油断ならない
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こちらはレプリカの泉屋博古館のマスコットしきょうそんちゃん。フェイラータオルのマントとクリスタルのチャームがかわゆい
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泉屋博古館、河了貂そっくり大中小のフクロウ型青銅器。3つ並べるとモクローの進化っぽい、大になるとおどろおどろしくなるのもポケモンらしい
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泉屋博古館、十二国記で最強の獣と言われる饕餮(とうてつ)。隙間なく細かい渦巻紋が刻まれ、渾沌のパワーを感じる。
饕餮紋が実は最高神 天帝を表しているかもしれないと解説にあった。物語でも天帝に会った者はいないとあったが、その顔は果たして??
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泉屋博古館、虎に人が抱きついてる異形の青銅器 虎卣。虎は人を守っているのか、それとも食い殺そうとしているのか。
自分は虎は母(毒)親だと思えてきた。外敵から子を守る守護者でありながら、一歩間違えば子を喰い殺しかねない危うさを象徴していて、児童虐待ルポの表紙になりそうな怖さがある
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泉屋博古館東京のおしゃれカフェ、確かフルーツサンド1700円。鹿ケ谷の京都館でもカフェ作って欲しいな。あの辺飲食店少ないから、いつも訪れる時空腹なので、その値段でも入る
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雷神であり五百里(200km)先まで音を轟かせたと伝わる青銅の太鼓 夔神鼓。奇怪な神の顔に注目したがその下半身には… 模様の卓本が京都にはあって、あからさまなシンボルがはっきり出てて戦慄したなあ
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泉屋博古館、木を捧げ持つ人の姿、「植」の漢字のオリジン。こうしてツイッターで打っている文字が3000年前から存在することは素晴らしいと思う
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器に彫るのではなく、鋳型の段階で文字を入れている古代中国の超絶技巧「金文」青銅器は情報を記録するメディアの側面もある。
デジタル記録媒体は数十年で劣化して永遠にコピーし続ける必要があるので、本当に大切な情報を記録するには石板や金文を使用すべし(石板の耐用年数は数万年)
独断と偏見のランキング(最大5つ星)
ボリューム:★★★★ 作品を一つずつ見るのにちょうど良い展示数
展示品バラエティ:★★★★★ 青銅器オンリーだが色々なフォルムで飽きさせない
解説:★★★★ 青銅器の種類、模様の意味、歴史を丁寧に解説
話題性:★★★★ 馴染みの薄い古代中国ものとしては老若男女多く集まっていた
キュレーション:★★★ 京都館は360度ガラスケースでみれたものが、東京では見えないのが多く残念