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「やってみたい」と「やってみた」。たった1文字の巨大な壁を崩す、元ナンパ師から学んだその秘訣とは?
「 いつかやってみたい 」
そんな風に思っているけど、
できていない事ってありませんか?
「やってみたい」と「やってみた」
たった一文字の差だけど、その間には
巨大な壁が立ちはだかっている気がします。
そして、
やってみたいことは沢山あっても、
それを「やってみた 」に変えらている人は
意外と少ないんじゃないかと思います。
7年前まさに、
「やってみたい」ではなく
「やってみた」にすることの大切さを
地域を元気にする講座の中で学びました。
今日は、巨大な壁を打ち砕き
「やってみた」に変えたいくつかの
僕の体験をシェアしたいと思います。
■ 人生初のナンパ相手は、元ナンパ師
僕は建築の設計事務所をしているのですが
建物をつくるは手段の一つ。
自分もお客さんも、まだ見えていない
「新しい物語のきっかけ」を
一緒につくる仕事をしたいと思って活動しています。
外側の部分、(ハード)のデザインのみではなく
内側で起こる活動(ソフト)のデザインもできるようになりたい
そう思って、当時コミュニティデザインを学んでいました。
毎回、いろんな講師を招いて話を聞く
授業の一コマに、ゲストで来てくれたのが
長野県塩尻市の職員:山田 崇さん
「 この方が元ナンパ師! 」
講座の中では、
学生時代、ナンパばかりしていた事
から始まり、地元長野県塩尻市の街を元気にすべく
シャッターが降りた商店を、
「 自腹で借りてみた 」
そこから、人を巻き込み
どんどん未来が動いていく
そんな話をして下さいました。
そして、今は元ホテルだった物件を借りている。
「 電気も水道もないのでどう活用しようか思案中」という。
そんな、現在進行形の今の話も、沢山語って下さいました。
「やってみたい」ではなく
「やってみた」が大事
ナンパ師だからこそ、
人にやさしく、人を巻き込める
そんなメッセージを受け取り大興奮した僕は
講座終了後、人生初のナンパを決行。
飲み会に誘うことに成功し、
その場で行きたい人を募り、
居酒屋をはしごしました。
そうです、まず
「 やってみた!」んです。
■ 日を決めることの力
元ナンパ師のスーパー公務員は
やはり魅力的でした。
「 もっともっと話を聞きたい!」
「 何かをもっと感じ取りたい!」
外苑前のバーに行くというので
そこにも図々しく
お供させてもらいました。
「また会ってもっと何かを学びたい」
お酒はほとんど飲めないので
記憶が半分くらいしかなかったのですが。
そんな気持ちが溢れてきました。
3次会に一緒にいた、学び仲間の
おじさん数名に背中を押され
講座でのもう一つの学び
【 日を決める 】を実践しました。
「友達をつれて何かを企画し、塩尻に山田さんに会いに行きます」
次いつ会えますか?
何をするのかも、誰がきてくれるかもわからないまま
アポイントだけを取りました。
3次会が終わって、渋谷のホテルの近くまで送って行き
渋谷交差点のスタバで、ひとり始発をまって徹夜をしました。
興奮して眠れなかったのを覚えています。
■ 「やってみたい」を「やってみた」に変える、元ナンパ師の3点セット
数時間、山田さんと一緒にいると
何本も電話がかかってきます。
相手が誰かは分かりませんが、
・「いいですね」
・「やりましょー」
・「いつにしますか?」
ほとんど、この3つの言葉しか話してなんです。
こうやって、街に新しい風をどんどん受け入れ化学変化を起こしているんだ。自分とは正反対の、軽さと行動力。とにかく痺れました。
■ 世界一の朝食と、空き家キャンプ
その後、何をするのかを全く決めず
いく日だけを決めた計画に参加したい人を募りました。
「 企画自体もみんなで考えよう!」と…
良い大人を20人あつめ
みんなを塩尻市に連れて行きました。
何をしたのか?
講座で活用方法に悩んでいた
電気もトイレもないホテルで寝泊まりする
「空き家キャンプ」
というイベントを実現しました。
結果はみんなが大満足の、思い出に残る
素敵な1日になりました。
当日、現地の別のイベントで出会った
現地の人たちもナンパし
そのイベント終了後に無理矢理巻き込みます。
もともとホテルなので
個室が沢山あります。
真っ暗闇の中、懐中電灯などで灯りをとり
それぞれの部屋で、小さなイベントが行われました。
プロ顔負けの手品ができる人が
カードマジックを披露してくれたり
地元の塩尻ワインのワイナリーの方が
ボトルを差し入れてくださったり…
翌朝は、街の小さな商店で現地調達した食材で
持参したキャンプグッズを使い、屋上のテラスで朝日を見ながら
「世界一の朝食と言い切り」
パン屋ぶどうなどを、みんなでほおばりました。
山田さんの粋な計らいで
そんな様子を
地元の新聞にも取り上げていただきました。
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■ ダメで元々、一歩目を
今回は、僕が7年前に元ナンパしをナンパし
一人ではできない沢山のことをやってみた話を書いてみました。
「やってみたい」という気持ちは大切です
でも
「やってみた」にしなければ何も現実は変わりません。
そうです、その違いは【 小さな一歩 】
行動が最初という事です。
僕たちはつい、初めてする事であっても
うまくやりたいと思ってしまいます。
そういった向上心や、職人魂は
とおといのはありますが、1歩目を出しにくくする
アシカセになることも、数知れず。
ダメでも、やる前と比べてなくなるものはありません。
強いて言えば、他人に「何やってるの?」と
思われるくらい…
【ダメで元々】
ダメでも最悪は元の状態、
上手く行けば、新しい何かが手に入る
上手くいかなかったという学びかもしれない
そう考えれば、元より必ず先に進むのです。
そう思っていても、
たったの1歩、ここが一番難しいのも事実。
車も、エアコンも初動に一番エネルギーを使います。
■ dPCAって何?
最後に「やってみた」のプロ!山田さんの
PDCA ではなく dCAPという記事を紹介したいと思います。
PDCAサイクル」のうち、
【 PlanのPをなくして、ちっちゃなdoからやる】
それが、大事というお話です。
動く山田さんのエネルギーを感じたい方はこちら
TEDに出演した動画です:ひとりじゃ円陣組めない
もっと気になる方は、本も出されているのでどうぞ
日本一おかしな公務員 著:山田 崇
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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