僕たちが過ごしている時間に、無駄な時間はない。
音楽の日という番組で
Mrs Green Appleというアーティストが
総勢２１７名の高校生と合唱でコラボ
【 僕のこと 】という楽曲を披露した。
報われない思い
いいも悪いも全てを肯定する
すごく素敵な歌だった。
歌が終わって学生に向けて
彼らはこう語った↓
コロナによって月並みな青春は、
物理的に奪われようとも
いつかきっと、どこかに、何かに、つながっている。
普通あんなこと出来るんだろうな？
こんなこと出来るんだろうな？
楽しみにしてきた事が出来ない…
そういう日々だったと思います。
でも、逆を言えば
それは、皆さんだけが持っている
すごい財産だなと僕は思っています。
「あんな事出来なかったな」って事は
まだまだ色んな事が出来るし、
どこかに絶対つながっていると僕は思う。
高校生のまっすぐな眼差し
思いっきり自分を表現している高校生
それと対峙するアーティスト
心と心のぶつかり合い
画面越しにでもそんな感動が
こちらに伝わってきて
心が震えた。
僕らは知っている、奇跡は死んでいる
努力も孤独も 報われない事がある
だけどね、それでもね 今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ、それがね、奇跡だと
ああ、なんて素敵な日だ！
幸せに悩める今日も
ボロボロになれている今日も
ああ、息をして、もがいている
全て僕のこと あの日の僕らのこと
僕たちは、自分のことを否定的に見る癖がある
僕たちは、黙っていると自分を否定的に見てしまう癖がある。
たとえ思考をポジティブに変えても
いつも上手くいくことばかりでもない。
誰かと比較すれば
無意識に勝ち負けを判断し
勝っていると思えば、おごりが出る
負けていると思えば、ひがみが出る
今回の合唱の中に
それぞれが、思いっきり自分を生き
自分を表現する
勝ちでも負けでも無い、そんな形を感じた。
自分だけは騙さず、思いっきり生き切る人生にしたい
一人の思いが素敵な楽曲をつくり
多くの演奏者の個性が同じ方向に向かうことで
それはさらに
思いがけない相乗効果が生み
想像を超えた化学変化を起こす。
演奏やメッセージを聞く中で
ついついこんなに熱い文章を書きたくなる
そんな気にさせられた。
人の持つ、エネルギーってすごい。
人の持つ、想いの力ってすごい。
僕も、たった一人でもいいから
エネルギーを本気でぶつけ合って
そこから何かが生まれて
さらに、エネルギーが伝播するような
そんな事ができる
魅力的な人になりたいと思った。
そして、
そんな環境を自分で作れるようになりたい。
綺麗事を熱く語れる大人でいたい。
自分に嘘をつく事は
いずれは自分の心を錆びさせてしまう。
だから、
自分にだけは正直な人間でいたいし
誰かの、個性を活かし背中を押し会える
そんな環境をつくりたい。