2023.05.14 "暗室より愛を込めて" at GROWLY
オーマイゴッド。
今日の俺はそう呟いてから1日が始まった。
今日までどうかしていた。
俺は前々からカミサマに忠告されていたことがあり、それがAのことについて言っているのか、Bのことについて言っているのかということについて頭を悩ませ続けていた。
それがそもそもの問題だったのだ。
AかBどちらかが注意すべき対象の事象なのではなく、AとBの事象を照らし合わせて迷うという行為がその時点で忠告内容だったのである。
やっとこのステージの地獄から解放された俺は、5月14日のイベントの会場限定コンピを聴きながら人を待っていた。
ユキドケハイツとは、1年半5ヶ月の付き合いになる。
1年8ヶ月というMoritaSaki in the pool結成からの活動期間を見ると、その数字の大きさがわかるのではないか。
昨日はそのユキドケハイツ、それからQuyulu.と積みわらの3バンドと、ライブハウスGROWLYによる共催イベントに参加した。
Goodbye,Curfew
俺は思った。絶対白いバックに黒の繊細な線で描いたイラストが表紙の音源を出しているバンドだと。
全然違った。
絶対そう言う音像だし、そういう歌詞だと思ったのに!悔しい!
普段このノートを書くときは、書きながらそのバンドの音源を聴く。
今日は青い薔薇のきゅーちゃんがたまたま部屋にいたので、一緒に聴いていた。
するときゅーちゃんは第一声、「声とギターの質感が一緒」と言って、
そのひと言で俺の中のなんとなくあったルールに急に言葉がついた。
俺は音色と声の質感が揃ってないバンド聴かないことにしている。気持ち良くないから。
それを今までは無意識にやっていた。なるほど。
あときゅーちゃんが言ってたのは「虹色の機械って感じがする」ってセリフ。
俺の負け。
ギンピ
オルタナティブの怪物。
それ以外の説明は特にない。するのは野暮だから。
ドラムボーカルのバンドが超好きだ。なんか曲のリズムが正直な感じがして。
よかったなーと思って、帰ってサブスクに上がってた音源を聴いた。そして思ったのは、超ドラマーが歌ってるなって感じ。それがよくって。
ボーカルが1番後ろから聞こえてきて、弦楽器が近くにある感じがして、なるほど〜〜と思った。
きゅーちゃんに聴かせた感想は、
「カモメと犬が仲良しになったらこんな感じ」
面白いことを言いますね〜。
MoritaSaki in the pool
Marble
I irk Saki.
Ivy in NavySkirt
Ice box
For Jules
Light
She died under the bridge
今回は最近ますますお世話になっているPAのハリーさんのパワーを盛大に使ってのライブ。ありがとうございます。
これからはもう沢山の人の力を借りまくってやっていくって決めたので。
コレだけは絶対のヒントなのでいっておきますが、すげー奴の力は借りた方がいい。
テレビを手放した理由は、家に自分の姿が映ってしまうものを極力減らしたかったからだという話をした。
なんか気分だったのでこの曲。
積みわら
主催1。
モネでしょうか、いいバンド名。
荒みの中に可愛さもありの感じ。曲も。
ちょーいいじゃん、と思ってさっき会場限定音源を聴いてみたらこれに入ってる曲がマジでカッコいい。
なんか今までのと全然違う感じで、コレ絶対にこの人たちは比較的最近爆裂にkrausの衝撃を受けたのではないか。
時期によって作ってる曲が全然違って、なんかけっこう引用元がハッキリ出るタイプのアーティストなのかなーって思ったのと、でもそれが全て「積みわら」って質感に最終的に収まってるのが良いと思った。
アーティストなんて結局どこから何を引用してきてどういう方向に枝をつけるかっていう、文脈盆栽ゲームなので。
だから超いいアーティストだなって思った。
Quyulu.
主催2。
インスト自体というかインストで大盛り上がりしている人間の様子がすき。
なんかすげーいいのだ。トライブって感じがして。
歌があるとよりその曲の「刺さりどころ」が人によって変わってしまう気がするけど、
インストは言葉がない分、歌のメロディがない分、刺さりどころが絞られて、よりソリッドな意識共有がされる。
だからこそ演奏している側と聴く側という二元論の構図もあまりないというか、全てが音楽になっているのだなーという感想。
この曲カッコいいですね。
ユキドケハイツ
主催3。
このイベントに招待してくれたユキドケハイツ。
今回はなんと新曲と、そしてまた新しいハンドサインを披露していました。
前回のおさらい↓
今回の新作↓
ユキドケハイツはライブ中も自分で言っていたようにチョー真面目。
音楽にもそれがすごく出ていて、ウワー真面目なやつが作ってるんだろうなぁーってなるけど、
その中にある、真面目なやつがたまーに見せる遊び心が、とても愛おしい。ユキドケハイツはそんなバンドです。
新曲もまさにそんな感じがして、なるほどコレはユキドケハイツっぽい曲だなーと思った。
また限定音源以外の場所でも聴けるようになることがあったらその時にはぜひ聴いて欲しいと思うよ。
企画お疲れ様でしたユキドケハイツ。
誘ってくれて本当によかった。