2022.11.10 at CLUB SEATA "RINGO DEATHSTARR × cruyff in the bedroom"
RINGO DEATHSTARR と cruyff in the bedroom のツアーの11/10東京編に出ました。
VISAの関係で8日の名古屋、9日の大阪が中止になったので、この日からツアーがスタート。海外でライブをするって大変だなーと思いました。
MoritaSaki in the pool (OA)
September
She set under the bridge
For Jules
Ivy in NavySkirt
She died under bridge
この日は自分のギターの音がよく聴こえて聴こえて、弾くのが気持ちよかったという印象があります。いつもこれくらい気持ちよく聴こえたらいいのになと思いますが、この理由は何か知っています。俺の気分です。最近気づきましたが、俺の気分はかなりの勢いで「周りの多くの出来事」に干渉してしまい(みんなも大小あれどそうだと思うけれど気づいてますか?)ます。こればっかりはわかっててもどうにもコントロールできないんですよね。だから自分の気分を良く保つことの方にいつも集中しているんです。このハナシ、「気分を良く保つことが、気分良くいるためのコツ」という話をしています。一見変な話のように思うかもしれませんが、これは本当に重要なアイデアです。意味わかりますか?
新曲を出しました。大きいイベントに合わせて出したと思われると恥ずかしいので必死で弁解しておくのですが、今日が俺の誕生日だから出しました。20年以上前から決まってたこの日に、このイベントの方が後から発生した形です。
前作である1st EP(今回のライブ超たくさん売れました。ありがとうございます。)と同じく、AREA421キョーちゃんに撮ってもらったのですが、再生時間が421です。いい感じですよね。数字の重なりって大事ですよね。最近異常に数字にハマっているので、そう思います。そういう意味でも誕生日に出しました。
今回のレコーディングのお礼として、俺はキョーちゃんに、少しのお金と、キョーちゃんにだけ教える「人間の脳の条件付けの仕組みについての、俺のヤバい発見」を支払いました。
この曲は今聴いておくとお得です。忘れたことを忘れないためにです。
cruyff in the bedroom
curuyff in the bedroomです。俺はcruyff in the bedroomのtiny dancerを聴いたからバンドを始めました。だから出会えて嬉しかったです。
別に誰にも言ってなかったですけど、自分にかけてた縛りに「好きなアーティストには『出会う』形でしか会ってはならない。」というのがあります。
だから普段ライブとか見に行かないですし、アーティストに会えるイベントには参加しないんですよね。(友達に誘われたとかは、今その状況に呼ばれるべきだった流れをうまく使えいう、さらに上位規則の判定が出るので別です。)
だから出会えてよかったです。やっと出会えました。
俺の人生でcruyff in the bedroomのライブが見れました。音源は最高ですが、ライブでもかっこよかったです。驚きだったのは、手から実際に音が出ていたところです。
上手く伝わるかわからないんですけど、その場で手から音が作られているのが感動して仕方ないんですよ。
幼馴染で建築家の、カツべリョウスケという人物がおりまして、彼が以前ライブを見に来た時に「バンドって本当にその場で手から音を産んでるんだというのが感動した」ということを言っていて、その時は「そんなもんだろう」と思っていたのですが、意味が腹に落ちました。確かに、『今鑑賞している作品が今その場で形成されていく感覚』には感動を覚えました。いいこと言うなー。
cruyff in the bedroomを見てそれを顕著に感じたのは、「音源にあるそんな音がギターからそういう奏法で実際に鳴ってるなんて!」と言う感じだったからです。すごいですよ。全部手動なんですよ。何を言ってるかわからなかったらライブで見てみてください。(今、この文章に対しては本当に思ったことを書いているので、文体が崩れていたらすいません。俺は自分で文体が崩れていないかを認知する能力がイマイチないので、わからないんですよ。)
しばらく様子を見てて、席が空いてたので、超前の方で見ちゃったんですけど、あれ後から知ったんですがちゃんと整理番号あるシステムだったみたいですね。悪いことをしました。誰にも何も言われなかったのですが、すごく罪悪感があります。誰かに迷惑をかけていたら、その方は本当に申し訳ありません。
これは言い訳ではないですけど、また自分の数字が開いてたんですよ、誕生日にその場所が空いてたら自分への状況の贈り物だと普通に思ってしまいました。
この曲今回ライブでやってなかったですけど、やっぱ重要なんでこれです。
RINGO DEATHSTARR
RINGO DEATHSTARRって本当にいるんだ。普通にそう感じました。
カートコバーンが出てきたみたいな、それくらいの衝撃じゃないですか?
いままでRINGO DEATHSTARRに対して実在感を全く感じてなかったんですけど、今はありありと実在を感じられます。こちらもやっと出会えました。
横にいる時、流石に緊張しましたね。
RINGO DEATHSTARRといえば、「シューゲイザー」のバンドだと言う意識を持って初めて聴いたCDです。ツタヤで借りました。
それまでもシューゲイザー的音楽を聴いていたことはあったのですが、初めての能動的シューゲイザー体験というか、「これがシューゲイザーだ」と意識してジャンルにコミットした初めての日です。つまりRINGO DEATHSTARRがシューゲイザーとの出会いです。
自分の誕生日にジャンルのきっかけとバンドのきっかけに出会わせていただけるなんて、なかなかないことですよ。ありがたいですね。世界に感謝します。
ギターを一音鳴らした時の音の広がりがとてつもない、新次元を見ました。
スタッフメンバーのヤッヒーが、人生で見たライブで一番感動したと言っていました。よかったねヤッヒー。
俺はというと普通にサイン会に並んでしまいました。
ちょうどいいデカさだったので、メインのペダルに書いてもらったのですが、これを見るなり、Elliottに「high gain」と言われました。俺は英語はからっきしですが、それだけは伝わりました。ハイゲインペダルが言語の壁を越えた瞬間でした。
好きな曲です。
たくさんのものを得た1日でした。
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