2023.07.16 “pacific ocean park #1” at FEVER
本日は曇天、NOTE日和である。
外出てもつまんねーから。
最近は夏真っ盛りで、毎日浮かれ切っている。
この回は管梓さんの企画、pacific ocean parkの第一回目。
実は5月に一度開催されかけたこのイベントを、わざわざずらしてもらってまで出演してよかった。
最初にあー出てよかったなと思ったのは、メールでフライヤーが送られてきた時。
「SNSにアップロードしたら思った色味が出なかったので、こちら差し替えになります。」と二度目が送られてきた時、心底出てよかったなと思った。
俺はそういう仕事が好きだ。
Moon In June
二週間ぶりに会ったMoon In June。リーチ。
なんのリーチかというと、俺の心に馴染むリーチ。3回会った人間は世界に登録されるのだ。キャイさんのみ3回目達成。
今回からMoritaSaki in the poolのガールズ3人はキャイさんの超ファン。
「可愛い」らしい。
Moon In Juneは「バンドの魔法」に頼ってないところが好きだ。
自分たちの手でいい世界をしっかり鳴らしてる。素直に尊敬できる。
うちらは魔法に頼りすぎだからだ。運ゲー。
それって手動で再現できたんだ、ってなる。
この感覚は誰にも伝わらない感想かもしれない。
俺にだけ伝わればいい。俺のために書いてる。今、「自分のためだけ」にやってないことは、やらない。モットー。
人に作られた魔法だから、Moon In Juneの音楽はとても暖かい。
いのりと同じ成分でできてるもんね。願いとか。
それって愛じゃんね。
柔らかな暖色のノスタルジー。
愛ってそうだろう?
あたらしいMVだそうですよ。
aoihr
どうやらイケメンらしいという噂が東京道中の車内を駆け巡り、どうやらテレレの奴らしいという噂が駆け巡る。向井秀徳のPPAPも。
こんなにたくさんのモノをこの精度で模倣することができる人間が、「自分」ってなにをするんだろう。
前日にカメレオン作家と直球天才作家の対立を描いたコミックを読んだからかもしれない。そのトピックにはすごく興味があった。
これはよくある、あなたが今着目しているトピックは昨日の残骸の反響だ。
車内で話が収まった後も、別の話をしながら、俺の頭の中ではそのトピックがコネコネと転がされていた。
俺の頭の中で、30時間ほど転がされた後、待ちに待った本番開始。
結果いかに。
そこには大量のカラフルな衣を身に纏ったイケメンがいた。
イケメンはジャンルを越えるんだなと思った。(確かにVって音楽ジャンル越境できるもんな…)
その男は今までに着た服を1着も脱がず、全部着ていた。狂気だった。
俺だったら気が狂うと思った。
実際彼はすでに気が狂っていたんだと思う。
楽屋とかでみた印象、ずっと社会酔いをしている感じだったし。
その状態でそんなに満足に歩けるものなのか。
俺はそうはなれなかった。本当にすごい精神力だ。
それから、そんな人間が選んだ音像をここにしたのは巧いと思った。この音像の中では全ての色は同居できるからだ。
くゆる
俺は相対位置を確認することが本当に好きだ。
相対位置を確認しているとき、最も前進している気がする。
自分により近い人間を見つけては、相対位置を確認し、解像度を上げてさらに近い人間を探す。
それを無限に繰り返すことがライフワークと言っていい。
これによって自己を分析し続けて生きてきた。
俺は自己分析のスペシャリストだ。10年以上続けたことはスペシャリストだからだ。オマエの10年やってる癖を数えろ。
そんな相対位置スペシャリストだから、くゆるには会った瞬間から真逆出力型だと思った。実際そうだった。
逆は逆にいい。
何も考えなくて済む。
無限の高解像度の先は無であり、無限の低解像度の先もまた無である。
赤い紙に青い点を打ちつづけっていって完全に青になった時、それはもとの赤い紙と一体どう違うのか。
完全な青を追い求めずとも、赤は初めから赤なのだ。
赤を良しとするか青を良しとするかについては、通常これを決めているのは正数負数の軸の向きなので、現実世界には意志を持って設置しない限り存在しない。
だから俺が追求する先と等価値のものが真逆にはもともと備わってある。
まあ「真逆」だってどこに0の点を打つか次第なのですけども。
それはこの場合このイベントが打ってくれてるので。
噂通りの爆音。特に音楽について説明とかはないです。
MoritaSaki in the pool
この夏、うちのプール(これがあるからこのへんに住んでると言ってもいい)が故障しており、9月のメンテナンスまで使えない。
プール付きでないなら家賃を安くしてくださいと思います。
仕方なく最近は大阪にある南国のようなプールに足繁く通う羽目になっている。
シンプルなプールが恋しい。
今回はかなりテンションの高いライブをしました。
夏だからです。
テンションの低いMoritaSaki in the poolが見たい方は夏が過ぎる頃or過ぎた頃に来てください。瀕死のMoritaSaki in the poolが見たい方は3月をお勧めします。明日にでも死ぬんじゃないかというのが見れます。
また9月。9月になればプールが稼働しているのでバキバキアッパーの俺と会いましょう。
これ定期的に聴きたくなりますよねー。
エイプリルブルー
12弦ギターが本当にほしい。
こんなに人の物を欲しいと思ったのは初めてかもしれない。
音楽が最高だったのでずっといい気分で見ていたら、あれは俺が前々から欲しがっていた12弦のエレキギターではないかと思い。
もうそこからはそのギターが欲しすぎて半分くらい集中できていない。
気持ちいい音楽を浴びていたため、その思考の中にかなり強めにダイブしてしまい、最終的に力ずくで奪うビジョンが浮かんだので一瞬でそれを強く打ち消してトリップを解除した。
こういうことよくある。「すごく腹を空かせて生活し、目の前にいる人間をどうやって食べるか妄想をする」というエクササイズを一時期生活の中で積極的に取り入れていたので、その後遺症だと思う。
12弦ギターは本当にいいのだ。本当は12弦じゃないと欲しい音が鳴っていないのだ。
はじめて12弦ギターに出会ったのは数年前。大学の食堂に行くと友達が一人で12弦のアコギを弾いていた。当時その煌びやかなサウンドに驚いたのを覚えている。
エイプリルブルーは今回誘ってくれた管梓さんと、柴田が心の師匠にしている宮澤さんの所属するバンドです。
2人ともリーチ。ツシマさんのnelll youでもあってるので。
管さんとはたまにある仲良くなれる予感を感じているので、また会いたい。
そんなエイプリルブルーの音楽は繊細に練り上げられた光。
多分本人たちに関係ない動画なんですけど、Youtubeにこの曲の音源がなかったんで仕方なしです。
この曲がダントツで好きだからです。
超いいイベントでした。
お疲れ様でした。
ついでに俺は本当に会いたかった友達とゆっくり話せたのでよかったです。