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異なるものを受け入れる【ミックスする経験から感じたこと】

皆さんは今までの人生の中で、複数のものを一つにまとめあげたことはありますか?もしくは今まで別々のものが一つにまとまったが故の影響を感じたことはありますか?

もう少し具体的な事例でお伝えしますね。
私の町では現在保育園の統合が進められています。
私は現在一役員なので、統合後の園の「会則(規約)」をすり合わせ、異なるものを一つにまとめる為に、双方の役員と話し合いを進めています。
当然、「異なるものを一つにまとめる」事の苦労は図りしれないと思いますが苦労話はまた後日(*´з`)

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ふと思い返してみると、自分の人生の中で
「2,3あるのものが一つになること」の経験を何度かしてきたことがありました。

最初は小学校時代の学童クラブ。豊2小学校と東小学校という2つの異なる小学校から児童が通っていました。「豊2小は帽子がダサい」「東小はチャイムがなるからかっこいい」など。違う点を挙げて、子供ながらにお互い小馬鹿にし合ったり自慢したのをうっすら覚えています。
2つの小学校から集まった児童が一つの中学校に通うようになると、
「私は豊2小出身」
「A君は東小出身だよ」
とお決まりのセリフが交わされるようになりました。

その十数年後、社会人になった私は、勤めていた銀行の合併がありました。
「あいつはF出身だから頭が固い」
「役員はD出身がなるんだ」
とこれまたお決まりのセリフが交わされていました。

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人間は自分と異なる環境で育ったものの特徴を目ざとく見つけ、相手よりも有利になりたいという心理が働くのかもしれません。
でも、後から加わったメンバーや新入社員、第3者の立場から言わせるとどこ出身だろうと(過去のことだし)「どうでもいいじゃん」なんですよね。

2つ3つのものを一つにすると比較対象として他方を比べてしまいますが、これが5つ6つならば複数の他方を比較することは難しくなります。だから数個のものを一つまとめるのが、実は一番難しいのでしょう。

話が戻りますが、保育園の統合も相手をやり方や考え方を頭から否定するのではなく、「そういう考えもあるよね」というスタンスで、多くの事を受け入れる心を持って進行していきたいです。
・・・って、ここまで書いていて気付いた方もいらっしゃるでしょうが、これって「夫婦」や「恋人」「パートナー」や「家族」「子育て」にも通じていますね
異なる意見を持つ相手を一度は認めて、受け入れて、すり合わせて、一歩を踏み出していく。
会社統合の経験がなくても、身近な所で皆さん上述の経験ありませんか?

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私はすべてを受け入れる「器」が乏しいですが(今朝も子供を認めずしかっちゃた(._.))、「受けとめる」ことはできなくても「受け入れる」ことは最低限行っていこうとnoteに誓います!
少しスケールが広がってしまいましたが、私が感じた事として、自らの努力が不足している反省としてnoteに書きとめておきます。


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