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「みんなで秋のどうぶつの森をえがこう」アートワークショップ

11月3日、御代田町のすてきパブリック広場「みよたの広場」でアートワークショップを実施しました。今回は「かるいざわ ざわざわ2024」の参加企画。
告知から1日もたたずに定員以上の申込をいただき、継続して地域で活動することの価値を感じました。
申し込みしてくださった皆さま、ありがとうございました。

子どもに委ねるところをふやす

今回も3mの大きな布にステンシルの技法を使って動物を描きました。
前回、7月に実施したときは、大きな布でのワークショップは初めてで、自分が段取りしておくことが多く、また「これをしよう」「あれをしよう」という声かけが多かったという反省がありました。
今回は、子どもに委ねるところを増やすことと、子どもの発想を生かすことをより意識しました。

しっとりとそれぞれ時間軸の中で描くのもいいよね

今回は、動物や落ち葉、どんぐりの形に切った段ボール(スタンピング用)や絵筆を用意しました。
前回は、これらは用意せず、手や足や、からだを使って、思い切って描くという構成にしましたが、ゆったりじっくり描く時間も作りたいと思い、これらの道具を用意しました。
思い切って、アクティブに開放された空気とは違う、しっとりとした集中の時間が生まれました。
丁寧に細部を描いたことで「ここは自分が描いたんだ」というものができたんじゃないでしょうか。

幼児さんもまざると、起こることが変わった

小学生対象に考えたワークショップでしたが、親御さんたちから「うちの弟も参加できるものを」という声をいただき、今回は、幼児さんたちにもきてもらった。
小学校低学年の子たちが、いい感じで、弟や妹に関わる、そんな場面も今回、見られました。
幼児さんたちも、年上の人から刺激を受けながら創作をしている感触がありました。

子どもが開放される場所

初めて参加された親御さんが「むずかしいことするのかと思っていたけど、かんたんなんだね」と言ったことが、印象に残っています。
学校ではないし、ここは技術を高める場でもない。だれでも簡単にできて、やった!すごくいいものができた!という達成感ももてるようなワークショップのデザインを大切にしています。

完成した作品と一緒に記念撮影

学校現場やワークショップの現場で、子どもと出会うことは多いのですが、今、子どもが生きている世界は思った以上に複雑で、ひと昔前とは、子どもの心も環境もまったく違っているように感じます。
学校で、家庭で、地域で、子どもがめいっぱい、子どもらしくいられる場というのはどれくらいあるのでしょうか。

子どもが心もからだも開放させてめいっぱい遊ぶ。
そういう場をつくり続けていくことが、自分がこの世界にGIFTできることだよなあと、改めて思いました。

ありがとうございました!

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