お城跡を巡る旅in栃木#2
飛山城を見れない状況に遭遇して、時間配分が狂ってきましたので、どうするかネットで調べてたら、栃木城の情報を見つけました。
間違ったイメージなのですが、県庁所在地が栃木で古い街並みが残ってる街なような気がしてたので、行ってみようと走り出しました。
しかし、今まで訪ねたお城跡で最小で、その歴史も僅か19年の短さなようです。
それでも家臣の方がその側を今でも守ってるようで、なにやら日本の美意識をみたような妙な気分です。
お城跡の脇に今も立派なお屋敷がありました。決して自慢と言う訳ではないと思います。
こんな出会いも面白いです。
現地に来なければ恐らく絶対知れない情報です。そんなプチ興奮を覚えながら、時間配分を考慮しておりました。
そして、やはり唐澤山城跡ですね。
迷う事なく今回の最終目的地に定め訪ねて参りました。
お城好きの方々がお勧めしてる場所ですし、行ってみたいと考えてましたが、予備知識はほぼ持ってません。
3週間ほどまえにこの地に来てるので、同じ道を走る事になり、あ、ここ来たな!と思いながら走っていると、唐澤山城跡(唐澤山神社)の駐車場に到着です。
少し違和感を感じます。
あれ?観光地?
多くのお城跡は閑散としており、ほとんど貸切状態なのが普通です。
こちらは駐車場に満杯の車があり、楽しげな人々も多く居ました。
まさに観光地のそれです。
せっかく来たのでそれでもめげずに登ってみて、分かりました。
この地は藤原秀郷が始祖の佐野氏が代々治めてた地域です。それを祀る為に唐澤山神社を設け祀っているようです。
それが観光地化されて、お城跡と言うよりパワースポット的な意味合いをもってしまってる様です。我々関東者にとって藤原秀郷は根幹になる人です。
しかし、その知名度はかなり低いかなと思います。
佐野の藤原さんだから佐藤さんって有名ですよね?
そんなキャンペーンもやってるみたいでした。
お城跡と言うよりは、この山自体がお城だったようです。
関東には石垣は無いと言われてますが、立派な石垣跡が残ってました。
北関東(上野、下野、常陸)のお城跡を訪ねていたら、必然的に鎌倉時代からの歴史を学ぶ事になりました。
どんなお殿様(武士)が居て、誰と戦い協力して、裏切りもあり現代まで続いているのかを妄想する楽しさを改めて感じます。
地名と人名の関係性にも興味があるので、ここを含め更なる探求の旅を続けたいと思います。
関東地方の主要なお城&跡は巡りました。
でも、まだまだ残してる所がありますし、秩父と山梨方面はまだ未開拓です。
この辺を網羅して第一段をクリアとしたいと考えてます。
拙い知識ですが、現地でのリアルな情報は貴重だと思いますので、更なるトライを続けてまいります。
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