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道志の森から富士3湖の旅

夏休み前の無茶なぶっ込みもなんとかこなして、2日間だけの休みを取りました。

10日程前にこの予定が決定したので、段取りながら作業をして、ある程度日程は決めました。

さて、2日間で何処に行こうか、何が出来るかを探りますが、この時が楽しいです。

勿論優先順位はnew bikeでのライドです。

ゴールデンウィークで泊まりでのロングライドの楽しさに味をしめてたので、1泊で何処かへ行こうと考えてました。

今さら宿を抑えるのは無理だと思うので、車中泊かキャンプかの選択になって来ます。

そんな事をプリント作業などしながら考えつつ、グーグルマップをくくっていると富士山が出てきます。

そう言えば〝フジイチ〝はまだ出来てないのでこれか!となりましたが、時間的に少し無理があります。

宿の問題もあるし、地図を検索してると道志道になんかゆるーいオートキャンプ場を発見しました。サイトもないのですが、チェックインもチェックアウトも明記がなく、携帯に連絡下さいとの事。

第六感が働きまして、ここは良いと感じました。翌日電話してみると、感じの良いおじさんが大丈夫ですよ。何時でも良いので、着いたら連絡下さい。との事でした。

【ラビットオートキャンプ場】


自宅裏だったりします。

若干の不安を帯びながらここを拠点にこの休みの行動を決める事にしました。

道の駅道志の直ぐ側です。こうなりゃ
得意の前乗りです。休み前の案件全てを終わらせて、夜に出発して道志の駅で車中泊です。

ロードで4回来た事があります。暗い夜道を走らせながら、こんなにキツイ道だった?

よくも自走でこんな所まで来たもんだ。と半ば呆れつつ到着しました。やはり高度が高くなってるので少し気温は下がってる様です。

明日は富士5湖を巡るぞと考えながら、少し難しいと思うので、様子を見ながら3湖か4湖になるかなと計画しながら爆睡です。

予定の時間より1時間も前なのに快く受け入れてくれました。予想通りの良いオヤジでした。

ちゃちゃっと設営を済ませて、軽く朝ごはんを頂き、さて道志道を富士山に向けて出発です。

この先に山伏峠と呼ばれる所があります。
以前山中湖まで自走した時にかなりキツイと覚えてますが、今回は今正に走り出しです。

楽勝かなくらい考えてました。
new bikeの性能も確かめたいし、少しくらいのヒルクライムは歓迎です。そんな事を思ってました。


この時は。

走り出しこそ緩やかですが、基本登り基調です。過去の記憶を思いながら、頂上(トンネル)前がかなりキツかったよな。こんな所で脚を使い過ぎるのはいかんとユルユルと登ります。

ん?キツイな?

いつまて続くねん?

こんな所で根を上げたらピークで足着くぞ。

そんな思いもあるので、アウターで走ってました。

それにしてもキツイ‼️

まだビークにはほど遠いはずだ。

あまりのキツさにナビを見る余裕も失ってます。

おかしいな、こんなにキツかったかな?

ピーク前の地獄を鮮明に覚えてるので、そこに対する現段階は軽く登らなくてはならないと考えてました。

なので、インナーに切り替えて走ると言う発想がなかったのです。

おかしい!

やはり歳か!?

普段偉そうにいってもよる年波には勝てないのかな。体力が明らかに落ちてるんだな。

そんな事を考えながら、もはや歩く速度と変わらないスピードまで落ち込みました。

こころが折れると良く表現しますが、正に今です。俺はこんなもんだ、もうジジイだ、無理だ、そう心が叫んだカーブの先に見えたのが山伏トンネルです。

あれ?ピーク来ちゃった。

ここが山伏峠だったの?

そうキツイのはこの先だと思い続けアウターでひたすら頑張ってたら、着いてしまいました。

結果、貧脚の私がアウター縛りで山伏峠を越える事が出来たのです。

本格的にロードに乗ってる人からしたら、何言ってんのとの失笑でしょうし、興味のない方からしたら意味分からんでしょう。

その通りですが、言いたいのは思い込んだ時の人間の能力はやはり〝あり〝だと思います。

気持ちと身体の大切さを改めて学んだキツーイ坂でした。

その後あっという間に山中湖まで到着です。


帰りに寄った時です。

富士3湖巡りの旅はパート2で。







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