ブライアン•メイ Back To The Light
来月、クイーンが来日しますね。ヴォーカルはアダムランバート。大晦日の紅白でも観たんですが「やっぱりフレディーの方がイイよなあ」と改めて思ったし、なんならラミ•マレックの方がまだいいんじゃないか…と思ったのは映画の観過ぎでしょうか。
映画でもあった「ライヴエイド」が85年で、フレディーが亡くなるのが91年、そして、ブライアンメイがバンドとして再始動するのが本作、1992年です。
この中の「Too Much love will kill you」という曲が感動的で、すぐにCD屋に走りました。
その後フレディーの死後1995年のクイーンの「メイドインヘブン」でフレディーが歌うヴァージョンが収録されますが、私は作者のブライアンが歌うこちらのヴァージョンの方が断然好きです。ブライアンが自分の両親が離婚の危機にあった時、その思いを書いたそうです。
そして本作のツアー、1993年の来日公演に私行ってきました。30年前の話です。本当に心に残るライヴでした。
クィーン+Voの○○ではなく、ブライアンがクィーンの曲から多くを歌うので、クイーンの残り香の雰囲気が有りますし、フレディーが亡くなって二年、追悼ムードもいったん落ちつき、待ちに待った再始動の瞬間に、ファンも爆発した雰囲気がありました。
特にLove of my Lifeは、私も会場のファンも歌詞全文を一緒に歌っていて、一体感が素晴らしかった!
加えてリズム隊はコージーパウエルとニールマーレイ。なんと贅沢な!というわけでレインボーのこの曲↓が盛り上がりましたね。
ライヴの前半はコーラスのお姉さん達が美人過ぎて目に毒で集中できなかったんですけど笑、この曲の出だし「♪ウォーウオ ウォオオー♪」のお姉さん達のハーモニーに圧倒されその実力に目が覚め、それ以降は集中して楽しめたのを覚えています 笑
そしてコージーパウエルはこの5年後に亡くなってしまうんですよね…後半はコージーのソロの曲とボヘミアンラプソディーの後半を合体させたようなメドレー曲が最高でしたけど、とりわけ凄かったのは、前半のハイライト「Tie your mother down」。盛り上がりが尋常じゃなかった!
あと覚えているのは、このライヴと関係ない話しですけど「We Will Rock You」のイントロの「ドンドンパッ♪ドンドンパッ♪」を聞いた職場のパートのおばさんが「盆踊りみたいね」と言ったこと。猫に小判だと思いました。
昨年からnoteを始めて、自由なことを書いていますけど、思えばサラリーマン時代につまらん報告書は山ほど書いてきましたが、こうして自由に何かを書くのって、思い返すと中学一年の時、先生から各班毎にノートを作って宿題の様に順番に持ち帰って日常的な事を書かされていた「班ノート」以来なんですよ。
今思い出したんですが、その時の班ノートのタイトルが「荒野の七人」二冊目になった時「新•荒野の七人」 班員が七人だから。
中味はというと、漫画が得意な子が漫画を書いてたり、ミッシェルポルナレフが好きな子が居て、そのことばかり書いていて、ある時ポルナレフの横顔のイラストまで描いてきまして、上手に描くんだなあと思ってたら、その子は調子に乗ったのか限界を感じたのか、次にポルナレフの写真をノートに糊で貼ってきまして!?急にノートが分厚くなったのと、班ノートに写真を貼っても良いのかダメなのか、班会議で話し合いのテーマになりました。ぜんぜん荒野な感じの七人じゃ無いです。笑
ミッシェルポルナレフも人気でしたが、やはりクィーンが好きな子達が、中二の時はチラホラ居ました。文化祭の時の出展している教室では自由に音楽をかけてもよいことになって、音楽好きがレコードを持ち寄り、集まった曲数を隣のクラスと競い合ったりしてました。
文化祭の教室でボヘミアンラプソディーが何度もかかってたのを覚えています。中学生でも人気の曲でしたね。そして曲の途中「♪ママミアママミアママミアレッミゴー♪」の所で、クラスのリーダー的存在の男子で、元気でお喋りなミヤマ君が「ミヤマ、ミヤマって、なんか呼ばれてるみたいで仕方ないんだよーっ」って嬉しそうによく言ってたっけ。
クイーンの思い出はいろいろあります。でもあの映画が、小さな思い出を拾い集めて火をつけて燃え上がらせてくれた感じです。
私は「サムバディトゥラブ」「ドンストップミーナウ」「セイヴミー」等が好きですね。特にセイヴミーのブライアンメイの中間のギターソロが当時高校生で心に染みたんですよね。
そして92年私をCD店に走らせたブライアンメイのToo Much love〜は、あの頃、クィーンを再燃させてくれた私の中の名曲です。