マリア•マルダー Waitress in a Donut Shop
前回、総務のカインドウーマンで「また女の話ー!?」と身内にツッコまれたので今回は、おっさんの話です。
私の週末はサッカーなので、若い時から友人は野郎ばかりです。こんな感じ↓
この8番の人はチームで一番上手い人、愛称コバ。彼が8年前にチームに加入してからは強くなりシニアリーグで優勝しました。あれから8年、チームの平均年齢は上がり今やリーグ順位は下位です。チームの平均年齢が上がっていくと順位は下がっていくのがシニアリーグの特徴なので仕方がないっす笑
この写真↑の日は、チーム内では若い40代のアキラがゴールを決めて、そのアキラが、試合の後の昼飯相談時に「デザートがある店に行きたい」と言うので、いつも町中華なのに仕方なく、おっさん8人でサイゼリアへ行きました。
サイゼリアでアキラが「ケーキセットだけください」私「ご飯食べないの?」「この後フットサル行くから軽くしときます」しばらくしてアキラ「サラダ下さい」サラダ食べた後「なんか腹減ってきたなぁ、ドリア下さい」私「結局、ぜんぶ食うんじゃん!しかもデザートから食べるやつ!」
おっさん達もいつもはレバニラ定食とかなので、サイゼリアのドリアやパスタでは足りなくて次々と追加オーダーしてます。
お店は、日曜なのにホールのウェイレスさんが一人しかいなくて、とても忙しそう。おっさん達、フリードリンクをガブ飲みするわ、追加オーダーはバラバラでするわ、居酒屋じゃないんだから〜。ウエイトレスさんはさらに大変!
だからオーダーした品がなかなか来なくても、ドリンクバーの野菜ジュースが不完全で水みたいでも、ウエイトレスさんが謝りながら全力出してるので、おっさん達、誰も文句は言いません。
ウエイトレスさん頑張ってね〜
というわけで、
マリア•マルダーの2nd「ドーナッツショップのウエイトレス」の紹介です。
このアルバムタイトルは、冒頭に↑貼った曲「スイートハート」の歌詞の中から取られています。「毎朝ドーナッツショップにやってくる彼は彼女の話ばかり」という、いかにも50年代風の曲調と歌詞で、このアルバム全体を包むノスタルジアを煽ります。
マリア•マルダーといえは、なんと言ってもデビューアルバムの「真夜中のオアシス」ですが、その曲の作者が、この2ndアルバムでマリアのために書いた曲が↓です。ギターは「真夜中のオアシス」と同じくエイモス•ギャレット。この方の音は堪りません!
実は以前の記事でもマリアさんの事を書きまして、私が行った来日ライヴが、観客30人程のハコで、アレはいったい何処だったのだろうという話だったのですが、その後、判明しました↓
1989年 新宿R’sアートコートというホールでした。私が行ったこの時は会議室のようなスペースで、急造のひな壇みたいな席に30人程が座ったのです。
マリア•マルダーがあんな小さな会場だったことが不思議なのですけど、マリアが「なにか聞きたい曲ある?」に私はこの曲↓を叫んだら本当にやってくれました。
古い曲をビッグバンド形式で演奏する痛快なスイングで、本作で一番好きです。
「アイムアウーマン」↓は本作でのシングルヒット。ジャズプレイヤーも迎えてスイングスタイルたっぷりの魅力的な曲ですね。ハーブはポールバターフィールド。
この曲も↓ブルースでカッコいいですね。
ドグ•ワトソンのギターが華やかさを出しています。そしてラップスティールギターはデヴィッド•リンドレー。
アラントゥーサンの曲もありますね↓これがまたイイ(溜息)
マリアさんの初期のアルバムのタイトル名って、名前がスイーツみたいなものが多いんですよね。ポテリーパイ、スィーツポテト、ドーナッツショップ、スイートハーモニー、、オールドミュージックの中で自由に揺れるマリアさんのスイートな歌声に浸っていると、スイーツを食べたくなりませんか? ならないか。
ところで、チームメイトのコバとアキラは、痩せててめっちゃ走るのに実は、スイーツ好きおじさんです。スイーツを食べ過ぎると太る私としては羨ましい限りです。
そして私が通ってるジムの受付の人から、最近入手したスイーツ情報ですが、これがシュークリーム好きの私にビッグヒット!
千葉県のローカルスーパー「ランドローム」の独自商品で「真面目シュークリーム」。
これがケーキ屋さんレベルの高級感で、価格がなんと100円!?
利益無視で、良いものを真面目に作ってるらしいのですが、年間100万個売れていて、売れる程赤字が膨らむらしいです。??
そうだ、今度、アキラとコバにこの真面目シュークリームを買っていこう。チームが弱くなって彼らが他のチームに移籍したくならないように、スイーツで買収しておこう。