終わりが見えてくるとつまらなくなるけど

始まるまでが一番楽しいとよく言うけど、年末年始もそんな感じ。12月に入ると、クリスマスは何して過ごそうか。ケーキは?プレゼントは?なんてワクワクして過ごし、美味しいもの食べてケーキ食べて、じゃあ次はお正月だと年賀状書いたり大掃除したり。のんびり楽しいお正月を過ごすためにあれこれ用意して、初詣はどこに行こうかとか考えたりして年末を迎える。

大晦日の日は、紅白をちらちら見ながら蕎麦を食べ、除夜の鐘の音を聞きながら今年もいろいろあったねと思い出し、初日の出を拝むこと無くのんびり起き出して明けましておめでとう今年も宜しくと挨拶し、朝から御神酒と称してお酒を飲み、届いた年賀状を見て顔をほころばせ、やべえこの人に出してなかったと慌てて年賀状を書いたりする。

そうして元日はのんびり過ごし2日もその余韻でのんびりするけど、3日になるとそろそろ餅にも飽きだして仕事のことがちらほら頭に浮かんで憂鬱になってくる。まだ休みは終わってないけど、また仕事かあ次の休みはいつだとか考え出す。

長いように思っていた休みも、過ぎてしまえばあっという間。ああすれば良かったこうすれば良かったと後悔も浮かぶ。でも、のんびりしたじゃん。家も大掃除で綺麗になったじゃん。初詣にも行ったじゃん。マンガもいっぱい読んだじゃん。

まだしばらく先になるかも知れないけど、次の楽しみを思い浮かべて日々を過ごそう。楽しい気分でいれば、思いもしない楽しいことがきっとやって来る。笑う顔には福来たる。去年はコロナとか大変な年だったけど、今年はきっといい年になる。そう楽しみにして過ごそう。今年はいい年になる。

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