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すぐできること と 時間のかかること
すぐできることって、自分の場合は小さな作品制作になるんですが。
パッと手を動かして、さっと終わらせる。やったぞ、と達成感もあるし、小さいながらも作品が完成することでの気持ちよさに浸れます。
だけど、そうやって小さなことを積み上げるばかりで、いつの間にか時間が過ぎてしまったような気がしています。
振り返ってみると、どうしても大作に挑むという険しい道を避けている自分がいます。避けているというか、入り口でしっかり準備して満足してしまうことが多いなあと。
「会心の一撃になるような代表作が欲しい」なんて思います。
そんなものが一つがあれば、それが新しい道を切り開いてくれるだろうなあなんて。代表作が1つあれば10年食べていけるなんてアドバイスも大先輩からいただきましたし。
けれども、そこにたどり着くのは簡単ではないなあとわかりきっているし、経験を積めば積むほど現実的にどれぐらいの作業が必要かというのが見えるので踏み出せないなあと。
だから結局、目の前の小さなゴールばかりを積み重ねてしまっています。そして一番険しい道を避けてしまう。気づけば、その道の入り口で立ち止まり、ただぼんやりとその先を眺めているような状態です。
そして情熱さえも時間とともに変化していくもので。最初に抱いていた強い思いは、別の方向へと形を変えたり、薄れていったりする。
いつしか「あれ、これをつくりたかったんだっけ?」とまたアイディアを練り直したりしています。
初動の勢いを無くさず走り出す、鉄は熱いうちに打てというやつですね。そのために大事だなあと思うことは、
情報を集め過ぎないこと。
準備をし過ぎないこと。
先を見据え過ぎないこと。
この三つが、大切なんだろうなあと思います。
小さいことばかりに集中しているのは、安心感があるからかもしれません。挑戦すること、それが大作であればあるほど、エネルギーの消費が大きいし、完成するまでの期間も長くなるので。
だからと言って、このままずっと小さいゴールばかり追い続けるのも違う気がしています。
思い切って一歩を踏み出すこと。
それがすぐできることではないけれど、その一歩が積み重なった先にはきっと新しい景色を見れると思います。
ちいさいゴールを積み重ねることでも景色は変わってきたので、大きい険しい道を行った先にどんな景色が見えるのか。
今年は険しい道の一本を歩き出すのか、はたまた別の道を見つけるのか、相変わらず小さな道を進むのか。
気分が変わりやすいというところもあるので、どうしたもんかな。
同じ方向の小さな道を積み重ねることで、大きな道になるような方法も近年見つけてしまったので、また迷ってしまいます。どうしたもんかな。本当に。
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![Morishita Yusuke](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/694473/profile_8b527cb277ff18e6744b3c994a260574.jpg?width=600&crop=1:1,smart)