
4児の育て方 〜パパの視点から〜
こんにちは。すまいるかです。
少子化などどこふく風。
我が家にはなんと4人の子供がおります。
高校生、中学生2人、幼稚園児の4人。
今回は4児の育て方について実体験を元に、良かったこと、辛かったことなどをご紹介したいと思います。
男の子は辛いよ 〜産み分け法について思うこと〜
何を隠そう、うちの子供達、なんと全員おとこの子でございます。
それはもう、ギャーギャーぎゃーぎゃー、毎日うるさいです。
一番下の子は幼稚園児ですから。もう、毎日のように泣かされております。
三男がですね、中学生なのにとても大人気ないのです。
おまけに次男は不登校・・。
長男は高校生ですから、お父さん、そろそろ力でも負けそうです。
こんなでこぼこ家族ですが、どうやって子育て奮闘しているのか紹介していきたいと思います。
と、なぜ4人も男の子になってしまったのか・・?
はじめに産み分け法に文句ついて思うことを言わせてください。
信じちゃダメです。絶対。経験者は語る。
まずですね、男の子か女の子かはですね、運命によって決められています。
というとスピリチュアルみたいになっちゃいますが、正確には、結婚した時点でほぼ決まっていると思った方が良いです。これ、本当に。
3人男なら4人目も男と思った方が良いでしょうね。
周りにも3人女の子という家庭、あります。普通に。
なぜでしょう?
ややこしい話は置いておきますが、おそらく酸と塩基が関係しているのです。
男の塩基、女の酸。そういうことです。
だから男と女の比はほぼ1:1なのですね。なるほど。(勝手に納得)
女の子しか生まれない村の話、聞いたことありますよね?
あれは食べ物の影響だそうです。
そういうことです。
どんな結果であっても、授かり物として、ありがたく育てていきましょうね。
4児で変わる生活上のあれこれ
これからの方のために、3児、4児と増えていくと何が変わるのか、具体的にご紹介したいと思います。
食費が変わるとか、光熱費が変わるとか、それは当たり前の話として・・。
まずは3児。
軽自動車に乗れなくなります。4人乗りですから。1台は普通車が必須。
地味に効きます。軽自動車、安いですからね〜。
部屋数。元々計画されていたのなら良いでしょう。
でも当たり前ですが、3人分の子供部屋が必要になりますね。
ちなみに、うちは2部屋でなんとかしてます。
勉強部屋と寝る部屋で分けて使ってもらってます。
文句は受け付けません。はい。
4人目は幼稚園児なのでまだ不要ですから、これで何とかなっております。
そして、ベッドの数。当然、1人分はプラスです。
何が大変って、置く場所が大変。2段ベッドのありがたさと言ったら。
そして4児。
ついに普通のセダン(5人乗り)でも乗れなくなります。1box必須。
車の買い替え、大きな出費になりますねー・・・。
そして、ここまで来ると、リビングは常に騒がしくなります。
当然です。幼稚園児は駆け回り、上の子はゲームをしながら騒ぎ、妻からは常に注意の声が飛ぶわけですから。
おまけに父親って甲高い声がダメなんですよね。あまり聞きすぎると。
そして、リビングにお父さんの居場所が無くなります。
そうですよね。中学生と言ったらもう大人な身長です。
大人が5人いるようなもの。
ソファには誰かが陣取り、椅子も空きません、、。
お父さん、たまらず2階に逃げる日々を送っております。
不登校の育て方に悪戦苦闘
改めまして、次男、不登校でございます。
4人の子育てとは関係ないですが、子供が増えればそういう確率も増えますよね。
それも多子世帯の定めといえましょう。
我が家ではどのように接しているのかご紹介いたします。
次男は元々、自閉スペクトラム症の軽い症状を呈しておりました。
対人関係が少々苦手で、人の気持ちを汲み取ることに苦慮するタイプです。
本人も自覚があるから余計に辛いのでしょうね。
小学校高学年から徐々に学校へ行けなくなってしまいました。
学校の先生やカウンセラーとも話しました。
病院へ行って薬も飲みました。
が、何をしてもだめ・・。
朝起きるのが辛いようで、最初の頃はベッドから引きづり出していましたが、成長盛りですからね。
さすがに引きづりだすこと自体が無理になってしまいました。
学校の先生はとにかく来てほしい、と。
欠席日数の制限があるらしく、それを超えると普通の高校に行けなくなってしまうのだそうです。
私たちも、それはまずい、と何とか保健室へでも行くように仕向けていました。
でも、無理でした。
本人に行く意思が全くないのですね。
「学校に行く意味がわからない」とまで言い始めてしまいまして。
本人は自分のことがわかっているようで、普通の仕事はできないから学校に行っても意味がない、と聞かないのです。
子供が泣くほどの説得をなん度も試みたのですが、ダメでした。
そこで、どうしたか。
行かなくても良い、と結論づけました。
学校の先生もカウンセラーも説得しました。
大変でした・・。
ただその代わり、パソコンスキルを磨くように仕向けました。
子供が唯一やりたがったのが動画配信でした。
普通に学校に行くことができないのなら、将来少しでも役に立ちそうなスキルを身に付けさせてあげなければ、と思いました。
パソコンを与え、使うための簡単な条件をつけ(朝何時に起きること、とか)、ひたすらパソコンに向き合わせました。
どうなったでしょう?
技術者の私も知らないスキルを次々に身に付けていきました。
ゲーム動画を取り込むためにどんなハードが必要か、どんなソフトが必要か。
自分で調べて欲しいと言ってきました。
無料のBGMなども自分で見つけ、知らない間にタイピングも身に付けていました。
この後、うまく生活していけるのかはまだ分かりません。
でも、あのまま無理やり学校に行かせていたら、何も身につけることもなく、結局は学校にも行けず、寝て過ごす日々になっていたと思います。
少しのルールを課した上で、少しでも興味のあることに没頭させ、生きるためのスキルを身に付けていく。
我が家ではまずはこうして次男の成長を見守っていこうと思っています。
4人いて良かったな〜と思うこと
最後に、4人いて良かったな〜と思えることを紹介します。
まずは、人生を4倍楽しめること。
入園、卒園、入学、卒業、運動会、文化祭、マラソン大会。
色々な行事がありますが、全部4倍楽しむことができます!
これ、地味にすごいことです。
大人になると感動で泣くこととか少なくなりますよね。
でも、子供が4人いると卒園が4回も経験できるのです。
飽きることなんてありません。これまで3回泣かせてもらいました。
もうすぐ最後の卒園式です。いっぱい感動をもらえることと思います。
運動会も、マラソン大会も、一時は同時に3人の応援に必死でした。
本当に良い思い出です。
こうしていると、人生を4倍楽しませてもらっているな〜と感じるのです。
まだまだ行事は続きます。これからもたくさんの感動をもらえることでしょう。
次に、いつでも天使が癒してくれること。
小さい子って天使ですよね。
今回が本当に最後ではありますが、1人目が産まれてから15年になるのに、いまだに小さい天使が我が家にいるのです。
これは本当に何にも変え難い癒しです。
兄たちも存分に可愛がってくれます。そして、それによって下の子との付き合い方も学んでくれるわけです。
家庭は小さな社会です。その中に多様な個人がいること、これほど人間関係の良い学びになる場所はありません。
それに、外に出かけるにしても兄たちはもう一緒に出たがらないです。
夫婦での外出も良いですが、四男はまだ一緒にお出かけしてくれます。
これもまた長い間、家族としての1つの楽しみを続けられることになります。
そして最後に、色んな価値観に触れることができること。
我が家の子供たちは本当に4人4色です。
顔もはっきり見分けがつくほど違います。
性格もはっきり違っています。
面倒見が良いけどがさつな長男。
空気は若干読めないけど根は優しい次男。
身体を動かすことが大好きな三男。
天真爛漫な四男。
同じものを見ても4人とも感じかたも表現も違います。
初めて2人旅に行った時、長男は綺麗な景色をみては感動し、次男は海の生き物を覗き込んで喜び、三男は公園を駆け回って楽しんでいました。
そして、この違いが親としての私たちを育ててくれるのです。誰1人として、同じ育て方でうまく行くことはないのだぞ、と。
さて、四男はこれからどんな姿を見せてくれるでしょう?今から楽しみです!
さて、いかがでしたでしょうか?
現在は少子化の時代で、2人を授かるのも難しい時代です。
ですが、子供はかけがえの無い宝物であり、人生を豊かにしてくれ、親を人間として成長させてくれる存在である、と実感しています。
政治も少しずつ後押ししてくれるものと信じています。
もし迷われているのであれば、いかがでしょうか。
もう1人授かってみては・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!