イラストレーターとして食べていくためのイラ通メソッド・基本講義 00 「序章」
(この記事は、『イラ通・スクール』の講義《イラ通メソッド・基本講義 00 「序章」》を転載したものです)
この「イラ通メソッド・基本講義」が、このスクールの第1ステージです。
このスクールに入会した皆さんは、フォーラムで「はじめまして」の自己紹介をした後、この「イラ通メソッド・基本講義」を進めてください。
1万円コースの方は、課題を制作し、その講義で指定されているフォーラムに提出してください。
千円コースの方は読むことしかできませんが、それでも勉強となるはずです。
ぜひたくさんのことを吸収してください。
このスクールは、プロのイラストレーターとして食べていきたい人のために開講しました。
ただ上手な絵を描く方法を教えるだけの講座ではありません。
「いかにすれば仕事がたくさん来るイラストレーターになれるか」を徹底して教えていきます。
ただ絵が上手くなるだけでは、食べていけません。
とても良い絵を描いているのに食べていけないイラストレーターもたくさんいます。
ではどうすれば良いのでしょう?
イラストレーションには3種類あります。
1)「上手なイラストレーション」
2)「良いイラストレーション」
3)「仕事につながりやすいイラストレーション」
この3つです。
「絵が上手」なだけでは、プロのイラストレーターになれません。
見る者の心を揺さぶる「良い絵」でなければ、「上手なだけでつまらないイラストレーション」になってしまいます。
「上手なだけでつまらないイラストレーション」に、仕事の依頼は少ないです。
見る者の心を揺さぶる「良い絵」を描けるだけでも、仕事の依頼が少ない人は多いです。
「良い絵」は、「使い道の少ないイラストレーション」になりがちだからです。
そしてーー
「仕事につながりやすい絵」だとしても、「良い絵」でなくては、報酬が安かったり条件の悪い仕事が多いです。
そういう絵を描くイラストレーターはーー
「あなたにこそお願いしたい仕事」ではなく、
「誰でも良いから安く描いてくれる人はいないかな? という仕事」が多くなりがちです。
報酬が安すぎるので、仕事がある程度来たとしても、豊かで幸せな生活が難しいです。
つまりーー
「本当に良い仕事(報酬などの条件が良い仕事)」の依頼をたくさん受けるためにはーー
「上手で、良くて、しかも仕事につながりやすいイラストレーション」を描けるようにならなければならないのです。
このスクールで教えるのは、この「上手で、良くて、しかも仕事につながりやすいイラストレーション」です。
「上手で、良くて、しかも仕事につながりやすいイラストレーション」とはどういうものなのかを8つの要素に分けて理論的に解き明かし、そうしたイラストレーションを描けるようになるための具体的なトレーニング方法を教えます。
この理論やトレーニング方法は、森流一郎が独自に考案したものです。
そのため、この講義を読んだものしか知りません。
他の学校や教室では教えていないはずです。
これは、イラストレーターを目指す大勢の中から抜け出すための、秘策であり、奥義でもあると思います。
ただしーー
仕事がたくさん来るイラストレーターになるためには、「上手で、良くて、しかも仕事につながりやすいイラストレーション」の他に、2つ必要なものがあります。
それはーー
「『宣伝』『営業』『ブランディング』『マーケティング』の知識」と「人間性」です。
「上手で、良くて、しかも仕事に繋がりやすいイラストレーション」だけでは、「運良く誰かが見つけてくれた時だけ」あるいは「たまたま会う仕事があった時だけ」仕事が来る「時々イラストレーター」になってしまいがちです。
運に恵まれて仕事がたくさん来る人もいますが、それはほんの一部です。
しかも、継続的に運に恵まれ続けることは少ないです。
「上手で、良い絵で』しかも『仕事に繋がりやすいイラストレーション』」にプラスしてーー
「『宣伝』『営業』『ブランディング』『マーケティング』の知識」や「人間性」もしっかりあれば、運に頼らず、たくさんの仕事に恵まれることが可能になるでしょう。
この3本柱があるイラストレーターに、仕事が来ない理由はありません。
「『宣伝』『営業』『ブランディング』『マーケティング』の知識」の講義は、現在進行中です。
宣伝・営業術 (illustrators-tsushin-school.com)
「人間性」に関する講義は、まだ先になりそうです。
この基本講義ではーー
プロ・イラストレーターとして成功するための両輪のうちの「『上手で』『良い絵で』しかも『仕事に繋がりやすいイラストレーション』」とはどんなものなのかを8つの要素に分けて理論的に解説します。
さらには、具体的なトレーニング方法も公開します。
この「イラストレーターズ通信・スクール」を始めてまだそれほど長い年月は経っていないのですがーー
この第一ステージを終える頃には、見違えるほど成長している受講生が多いです。私も驚くことがしばしばです。
あなたもぜひ、第一ステージをやり遂げてみましょう。
自分自身の成長に驚くことになるかもしれません。
この講座を楽しんでいただければ幸いです。