助けられ上手になる
気が付いたら5月になっていた
恐ろしい
4月は本当に短かった
本来の生活であったらもっとゆっくり時間を感じられたのかな
達成感が全くない
5月は一日一日を大切に過ごさなきゃ
。。。。。。。。。。
前回に引き続き、久しぶりに見つけたシリーズから(笑)
今日は、高校3年生の時の生徒会誌を見つけた
久しぶりに読んでみて、懐かしい気持ちになった
そして、少し大人になった今だからわかる先生方の想いのこもった言葉に気付いた
その中で、1年生の時の担任の先生の言葉をここに残しておきたい
私は1年生の時は特別進学クラス(特進)にいた
でも、途中でついていくのが難しくなった
担任の先生は女性で、当時50代のベテランの国語の先生
先生は勉強ができる生徒が好きだった
厳しくて最初は怖かった
授業ではよく立たされたりして、国語の時間は緊張したのを覚えてる
でも、一年お世話になって先生にすごく感謝したし、何年も経った今でも先生にとても感謝してる
時々先生の言葉を思い出す
勉強ができる生徒が好きな先生だったけど、なぜか私のことをとても気にかけてくださっていた
オブラートに包んで言葉にしたり、遠回しに言うことがなく、いつも直球の言葉しか投げてこないような先生だった
先生に言われて衝撃だった言葉第1位は
「あなたプライドなんてないでしょ」
え?そんな言葉ってある?って当時は思った(笑)
あんまり人が人に言う言葉ではないような
どんな流れで言われたかもはっきり覚えてないけど、この言葉は一生忘れない(笑)
話を戻して...
クラスで一番三者面談をした私だったけど、先生は私を気にかけてくれてるのがわかった
いつでも私を応援してくれていた(言葉は厳しいけど)
先生は名言をたくさん残したけど今日はその中の一つを...
当時言ってくださった言葉で、毎回のように私に伝えてきたことが、今回のテーマになる
それは
「助けられ上手になりなさい」
ということ
これは本当にくどいくらい聞いた
私は何をやってもうまくいかないような人間で
それをよくわかっていた先生が私にしつこく言ってくれた言葉だと思う
できないできないで苦しんでいた私をみて、「助けてと言える人間になりなさい」とおっしゃってくれた
面談の時、「手を出してみなさい」と言われて、手を出すと
先生が私の姿勢が崩れるくらい強い力で私の手をぐっと引いてくれた
「こうやって助けてほしいって手を差し出せば、私は絶対に力になってあげる」
そうおっしゃってくれた
その瞬間涙が溢れて止まらなかった
自分が情けなかったし、先生の熱い気持ちが伝わってすごく嬉しかった
助けられ上手
はじめて聞いた言葉だったけど、私の心にぐっと刺さった
私に足りないのは、「助けて」と言うことなのか、と目から鱗だった
もちろんそれだけではないのはわかっているけど、それまで一度も周りに助けを求めたことがなかったことに気付いた
周りが自分よりもあまりにもできるから、気後れしたし、教えてほしいなんて言うことは恥ずかしいことだと思っていた
でも、わからないできないということは恥ずかしいことではないと気づいた
残念なことに、高1の間には、わからないできない助けてという勇気は出なかった...
久しぶりに見つけた生徒会誌を読み返してみると、先生の言葉が残っていて
読んでみると、「助けられ上手になれ」というところで終わりではないことに気付いた
先生は、
「困ったときに上手に助けを求め、困っている人をさりげなく助けられるようになってください」
とメッセージを残していた
助けられ上手という言葉にはそういう意味が込められていたのかと、知ることができて
先生がおっしゃってくださった言葉をさらに深く理解することができた
当時は自分のことで精一杯だったけど、今は、困っている人の支えになりたいと思えるような少しの余裕がある
先生の言葉を胸に、自分なりに一生懸命やっていこうと思う
ここで今の生活を振り返ってみると、教えてと言えるようになっていることに気付く
今の私の考えは、
今知らないことは恥ではないけど、後々知らないと恥ずかしい思いをするかもしれないから今教えてもらおう
こんな感じ
成長するためには、自分ができないことを理解して、それを改善する努力をしなければならないと思う
今は、知らなかったことを知ることが楽しいし、自分の成長を感じられる瞬間が嬉しい
。。。。。。。。。。
4月の最初に始めたけど、毎日は続かなかった
毎日続けることも意味があるかもしれないけど
伝えたいこともないのに絞って書くのは、noteを始めた意味とずれてしまうから
私はこれでいいと思う
最後に先生の名言をもういっちょ
「女は度胸、男は愛嬌」
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