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ぼちぼちな気分

自分的休んだ方がいいサインが少しでてたのでジムに走りに行った。
体力はあるが少しストレスがあるときは走ると気持ちが晴れる。

健全な精神は健全な肉体に宿る。
脳内で三島由紀夫の声を再生しながら重い腰をあげる。


15分ほど傾斜をつけながら軽く走っていると頭の中で喋りつづける声が静かになる。
20分走ると汗も結構かいてきて、ランニングマシーンのカロリー消費量が点滅する数字をどこまで大きくできるか自分との勝負が始まる。

30分走って心も体も軽くなった。
外の風が気持ちよくて、ありがたい秋。
あっというまに過ぎてゆくんだろうな。

花鳥風月に心を寄せる余裕ができたみたいだ。


神奈川近代美術館に行った。
葉山の海が見える綺麗な美術館だ。

 

青の映える作品が好きだ。
寒色の重なり合いを見ていると落ち着く。

赤一色の作品は近づくと、生気が奪われるような気がした。
母の日近くのカーネーション一面の花屋も、わたしは好まない。

大きな海が描かれていた。
太陽の光も、波も、風も青く溶け合っている。

窓から見える海と、どこかで繋がるだろう。
これも、紛れもなく「海」だ。

これって
こういうことだよね

砂浜におりて、
海に青は何種類あるか数えてみようと思った。


無謀だった。

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