【決算情報】先行性のある会社の決算に注目して見えてくること!
こんにちは森口です。
気がつけばもう決算シーズン。
やるか?やらないか?
で成果が大きく異なるタイミングなので、
決算情報に力を入れてみていきたいと思います。
さて今日は、
ピーク前に見ておきたい先行指標的な決算についてご紹介します。
【あみやき亭】決算を見て外食関連の目安を立てる
あみやき亭という会社をご存知でしょうか?
愛知が地盤の焼肉屋さんなのですが、
実は決算業界(どんな業界や(笑))では、
かなり有名な会社です。
先日本決算発表を行なっているので見てみましょう!
以下が4/2に発表になった本決算短信です!
これを見て、
なぜあみやき亭が先行指標なのか?
おわかりになりますか?
この決算の内容は、
2020年4月1日〜2021年3月31日のぶんです。
その内容を、4月2日(中1日)で出しているんですね。
通常3月期決算会社というのは、
決算の締め日(3/31)から1ヶ月〜1ヶ月半後に発表する会社がほとんど。
その中で確実に最も早く出てくる決算であるということで、
多くの上場会社が目安にする、とも言われています。
ぜひ確認していただければと思います。
めんどくさいので四季報オンライン見ちゃいます(笑)
発表した数字は、
結果
売上
223億円 → 221.37億円
営業利益
-20.5億円 → -24億円
予想を下回る結果で思ったよりもコロナの影響を今も受けているみたいですね。
↑株探で今四半期を見ると赤字転落となっており、
現状が続くのであればおそらく来期も大きな影響を受けるということが明らかです。
一方来期予想を四季報予想と比較すると、
売上
281億円 → 282億円
営業利益
6億円 → 1.2億円
売上は1億円上振れに対して、営業利益は4.8億円下振れ。
やはり利益については慎重に見ているようですね。
【あみやき亭】決算を受けて株価は?
あまりいい内容とは言えない決算ですが、
発表後の株価についてはほとんど動いていませんね。
直前までで大きく下落しているので、
ほぼこういった内容が想定通りだったのではないかと思います。
ただし、実際に今四半期は赤字であったことから、
コロナの感染状況に応じて業績予想が上にも下にも修正される可能性があることがわかります。
【あみやき亭】決算から何を読み取る?
あみやき亭は焼き肉業態。
焼き肉業態はコロナで不調な外食業界の中でも健闘している業態と認識をしていましたが、やはり今もかなりコロナの影響を受けているようですね。
コロナの感染が再拡大している現状では、
影響を受けてしまう会社は厳しい着地ないしは、業績予想が出そう。
今一度、第一次の拡大期の健闘した会社と影響を受けてしまった会社を区分けしておき、当時から調子が良かった会社の業績のほうが投資妙味があるのではないかと思いました。
5月の発表ラッシュの前に区分けしておいてくださいね!
その他の先行指標的な決算は?
電気機器業界の安川電機(6506)
2月期決算なので、多くの3月期決算企業に先駆けて本決算が発表されます。
安川電機の特色・事業はコチラ↓
【特色】独自制御技術でサーボモーターとインバーター世界首位。産業用ロボットも累積台数世界首位
【連結事業】モーションコントロール43(10)、ロボット37(4)、システムエンジニアリング14(0)、他6(-1)【海外】63 <20・2>
海外売上比率も高く、どの国からの影響を受けているのか?
こういったところを細かく見ることで全体的な相場観を掴むことが出来ます。
例えば前回決算短信の中では、
かなり中国の回復が直接記載されており、
そのことから中国関連の景気指標や中国関連の株価上昇を捉えることが出来ました。
ぜひ4/9の安川電機の決算にもご注目ください!
最後に
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