【投資】四季報ナイトのその先
会社四季報がもうまもなく発売日(2020/3/16)を迎えます。
私は、会社四季報を毎号読んでいて、定期購読されている方は前日に届くので、その日中に読むと決めています。
そのことを巷では、「四季報ナイト」と言い、
Twitterなどでも最近は話題になっています。
四季報を読む時間はだいたい4時間ほどで最初の一周します。
早い方だと思うのですが、早いだけが重要ではありませんので、その先に何をするのかをまとめておきたいと思います。
◇1.四季報が届いてから見終わるまで
3月16日(月)が発売日ですので、定期購読をしていると、1日前の3月15日(日)の夕方に届くことが多いです。
そこから見始めてその日中に見終わることが第一段階です。
私の場合は、まず業績からチェックしていき、自分の基準を満たしたものだけをスクリーニング。
その後PERを見て、株価チャートを見て、上がる可能性があるなと思ったものに付箋を付けて、楽天証券のお気に入りページに登録をします。
これを最初から最後まで見るのに、約4時間ほどかかります。そしてだいたいですが、40〜50銘柄ほどをピックアップしていきます。
ポイントとしては、自分の中で見るポイント決めてしまい、コツを作り出すことです。
私は業績が、売上、営業利益ともに10%以上増えている企業を対象にしていますので、とにかく10%増の数字が素早く判断できるように普段から心がけています。
◇2、見終わってからが重要
見終わるまでも大変ではありますが、本当にやるべきことは見終わった後です。
日本の上場企業は3762社(2019年12月の四季報参照)あり、その膨大な会社の中から、目で見てスクリーニングを行っています。
評価に対してブレがあるのが当たり前です。
そこで出したいのが、「目標株価」。
どれぐらい上がる可能性があるのかを、自分なりの方法で計算して出します。
その目標株価が現在の価格よりも50%以上高い銘柄だけを更にピックアップしていきます。
それを行うことによって、50銘柄からさらに10〜15銘柄に絞り込みます。
この作業があるからこそ、投資対象に自信を持って投資をすることができ、日々の銘柄チェック自体も継続できると思っています。
この作業にも2〜3時間ほどを要します。なので、実質は6〜8時間ほどかけて会社四季報を読み込んでいきます。
◇3、読んで買って終わりではない
四季報ナイトが終わって、銘柄を選んで、買って放置したら株が上がるのか?
そんなおいしい話はありません。
四季報の情報は、発売日から2週間ほど前の情報であり、そこから先はいくらでも変化する可能性があります。
まさに今回のコロナの影響など前回の四季報発売時点では読みようのない要素でした。加えて、2月末時点での情報により今回の四季報はつくられているわけですから、特に動きの大きかった3月前半の影響を織り込んでいないわけです。
なので、常に銘柄についてのリサーチは欠かすことができません。
そこでやっておきたいことは、
・本命銘柄だけのお気に入りページを作る
・本命銘柄はニュースアラートを設定する
です。
投資家として一番悔しいのは、四季報のスクリーニングで選んでいたのに、上昇のタイミングで投資できていなかったことではないでしょうか?
それを逃さないためにも、情報の整理と情報が入ってくる仕組みを作ることがとても大切です。
いまは、正直コロナの影響で良い銘柄も下がっている状況下だからこそ今回の四季報では特に、未来を見通す投資家としての視点が試されるでしょう。
◇まとめ
いかがでしたでしょうか?
会社四季報は株式投資家のバイブルとも呼べる情報誌で、成功している投資家の多くが愛読していると聞きます。
ただ読めばいいというわけではないので、コツを掴んで上手に読んでいくことがとても大切です。ここだけでは語りきれませんが、また四季報発売のタイミングで四季報関連の記事を書きたいと思います。
今日のエッセンスとしては、
・基準を決めて、コツを掴めば四季報を読むのが早くなる
・見終わってから自分なりの目標株価を計算することが一番のポイント
・日々の管理のため、情報整理と情報入手の仕組み化をすることが大切
でした。
地道に四季報ナイトを続けて大きな成果を掴みましょう!
四季報を読む方は、ぜひ
#四季報ナイト で読みながらTwitterを使って励まし合って読み切りましょう〜!
◇最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
このnoteでは、ツイッターアカウント(@kabolinger_m)と連動して、
日々の学びを載せています。
多少なりとも学び がもしもあれば、
・スキボタン
・フォロー
・ツイッターのフォロー
をいただけると励みになります。
それではみなさん。
今日も一日元気に頑張りましょう!