DIY初心者の新入社員と作る!ウォリストでリビングに収納ラックを作ろう!
こんにちは、もりおかです。
今回は会社の研修の一環で新入社員とウォリストの収納ラックを作りましたので、そちらの内容を記事にしていきたいと思います。
会社の研修でDIYする会社って中々ないでしょうね笑。
そもそもウォリストとは、、、
ウォリストは2×4材という木材を使い、部屋をキズつけず柱や、大型の家具を作ることができる金具シリーズになります。
ウォリストシリーズの詳細記事も書いておりますので、こちらもご参考ください。
では、まずは完成形からご覧ください。
まず、会社にはイベントルームというモデルルーム的な場所がありますので、そちらで作業を行っております。
中々部屋自体が奇抜な壁紙になっておりますが、結構雰囲気とマッチしているのではないでしょうか?
色合いは新入社員くんのチョイスで、すべて青にするのではなく、挿し色に棚は白にしたりというこだわりがあります。
まあ、作業中に少しハプニングもあるのですが、それは後ほど、、、。
ちなみに今回作成した棚についてはYou Tubeにて動画を公開しております。
文字を読むより、動画で確認したいという方はこちらをご覧ください。
それでは工程の説明をしていきます。
①設計図
設計図は毎回手書きで行っております。手書きで割と適当に書いてしまうので、大体DIYするたび寸法間違っています笑。
ちなみにこの設計図は第一段階で、最終的に作ったのは、柱を2本束ね作ったので、少し変更しております。
今回は先ほど紹介したウォリストと、アイワ金属さんの「KINOBO」という丸棒を使って収納を作れるDIYパーツを使います。
こちらの「KINOBO」もとても面白い商品なので、注目ですね!
②材料用意
まずは材料の紹介から、木材や塗料はホームセンターコーナンさんで購入。
穴あきボード、ウォリスト金具、KINOBOは社内で用意しました。
2×4材(柱部分)・・・2340mm×4本
1×4材(棚板)・・・1820×2本
丸棒(洋服掛け)・・・24φ・1000mm×1本
ウォリスト突っ張りジャッキ白(天井突っ張り)・・・2個
ウォリスト束ねる金具白(柱を束ねる)・・・4セット
ウォリスト棚受け金具(棚受け)・・・2セット
キズ・ズレ防止シート(床面キズ防止)・・・2枚
ウォリスト2×4材用タッピング(ねじ)・・・1パック(50本)
ウォリスト1×4材用タッピング(ねじ)・・・1パック(50本)
穴あきボード300×600mm(ボード収納)・・・1枚
アイワ金属KINOBOテンションロット白(洋服掛け)・・・1セット
ターナー色彩ミルクペイント インディアンターコイズ(塗料)・・・1本
アサヒペン 水性WOODジェルステイン(塗料)・・・1本
パーツはこんな感じです。
DIYで大変なのはこれらの材料をそろえることですよね!
塗料も足りなくなるのが怖くて実はミルクペイントも400㎖買ったのですが、半分も使わなかったので200㎖で問題ないと思います。
③木材カット
さていよいよ棚の作成に移っていきたいと思います。
本来木材は、木材を購入する時点で、ホームセンターでカットしてもらえるんですが、今回は新入社員の研修も含めてということで、のこぎりでカットすることにしました。
寸法を測って印を付け
のこぎりでカットしていきます。
のこぎりのコツはいくつかあると思いますが、私自身そこまでうまくないので、コツは専門の記事にお任せします。
ただ、注意しているのは、のこぎりには用途別の種類があって今回は木工用で、木目に対して平行か垂直かによって刃の形状が変わってきますので、木工用の横挽鋸を使っています。(実際は横挽、縦挽両方ついている両刃鋸の横挽面)
今回は丸棒も使いますので、丸棒もしっかり固定してカットしました。
カットが終わったら、バリを取り、塗料の乗りをよくするためにやすりがけを行います。
やすりで出た木くずをウェスでふき取っておきます。
これで木材の準備は完了です。
④塗装
木材の準備が終われば、色を塗っていきましょう。
まずは汚れてほしくない場所には養生を行いましょう。
今回は作業台をマスカーで養生しました。(この場所は元々汚いので、やる意味あんのか?って感じですが、マスカーの勉強も含めて)
マスカーは養生用のシートと、養生テープがついたもので、汚れ防止に便利ですね。
新聞紙などでも汚れ対策ができるのですが、塗料がついてしまうと木材とひっついてしまったりするので、マスカーの方が作業性はよいですねー
このマスカーは塗装だけでなく、お子さんの食事の際の汚れ防止やバーベキュー時の机の養生、習字の墨飛び散り防止、ヘアカラー時の床汚れ防止などいろんなことに使えますので、一家に1本持っておけばいざというとき便利ですね。
また、こんな使い方を他の人もしているのか、うちの会社独自なのかわかりませんが、床面と接しないように猫除けのマットの上で塗装すれば床面の汚れを最低限にでき、多少乾いていなくても次の工程に移れます。
今回使っているものとは違うものですが、、、
塗料はターナー色彩 ミルクペイントのインディアンターコイズです。
結構明るめの青色ですね。
刷毛などで丁寧に塗った方が、たれとかも少ないかもしれませんが、ローラーでがっつり塗っていきます。
塗料を塗り終わりましたがここでふと、あれ?
棚全部青でいいの?という話になりました。
いや、全部真っ青は、、、ということで、棚板は挿し色に白を使うことに。
そもそもミルクペイントのターコイズ以外買っていなかったんですが、会社に塗料があったので、これを使おうとアサヒペンのジェルステインをつかいました。
しかし、ステインなので、下地を隠すほどの白さがなく完全に青が見えてしまっています。
さて、どうするかというところですが、さすがにここまで来て妥協するわけにはということで、新たに木材を用意しなおしました。
会社にあまりの木材があったからよかったですが、本来ならもう一度ホームセンターコースですね。
木材がカットできたので、再度塗装。
アサヒペン ジェルステインのホワイトです。
塗り方がめずらしい塗料でローラーや刷毛ではなく布で塗りこんでいきます。ステインなので、木に染み込んで木目を出しながら塗装することができます。
さらに今回は棚の上部に穴あきボードを使った収納を作ろうと思うので、こちらもジェルステインで塗装していきます。
⑤金具取付
木材の塗装が終われば、次は棚を作るための金具を取り付けていきます。
まずは、柱を作るため、2×4材2本をウォリスト束ねる金具で柱にしていきます。
新入社員くんはインパクトドライバーを使うのは初体験!
押し込む感覚が難しくて多少苦戦しますが、何とか取り付けることができました!
柱ができたので、一旦設置予定場所に立ててみることに。
ん?
完全に寸法間違って金具入るすき間ないですよ、、、。
新入社員くんが「これはもりおかさんやったのでは?」と言わんばかりに私の方を向いてきます。
すみません寸法測り間違えていたみたいです、、、。
短い方に間違えていなくてよかった、、、。
とにかく、もう一度カットしなおしです。
再度切る分を計り直し。
のこぎりでもいいのですが、時間短縮、これの練習も含めて会社にあるスライド丸ノコを使いました。
危ないので、最新の注意を払いながらカットしていきます。
めっちゃ早くて真っすぐ切れるので、木材をよく切る人にはめっちゃ便利ですよね。
カットが終われば、一度外していたウォリスト 束ねる金具を再度取り付けます。
柱が完成したら一度、全体を並べてみます。
やっと、形になってきましたね!
次は棚板を作っていきます。
1×4材を2枚合わせて1枚の棚板にします。
1×4材を束ねて、棚板にする、ウォリスト棚板金物を取り付けます。
ウォリスト棚受金物は単なるL型金具ではなく、×4材を束ねるための受けがついているので、初心者の方でもずれることなく取り付けができますね!
棚受けができたら、棚受けを設置する場所を決めましょう。
先ほど作った棚板を取り付けます。
板などの直角のものを当てると垂直が取りやすいですね。
棚板を取り付け終わったら、次は先ほど塗装を行った穴あきボードを取り付けていきます。
穴が空いているので、ビス穴開け放題ですね笑。
さあいよいよ完成にかなり近づいてきましたよ!
棚の足元にはウォリスト キズ・ズレ防止シートを取り付けます。
上部には、ウォリスト 突っ張りジャッキを取り付けます。
このウォリスト 突っ張りジャッキを使えば、天井と木材を突っ張ることができるので、壁に穴をあけずに完成した棚を固定することができます。
⑥設置、完成!
ここまで出来たら、棚を設置位置まで運びます。
結構重たいので、2人で持ち上げていただくのがいいと思います。
真っすぐに立てたら、天井のウォリスト手回しのドライバーで突っ張ります。
電動のドライバーを使うとねじが舐めてしまうかもしれませんので、手回しのドライバーをお使いください。
ここまで来たらほぼほぼ完成です!
最後に、丸棒を使い洋服掛けを作りたいと思います。
木材の丸棒で突っ張り棒を作ることができるKINOBOを使って突っ張り収納を作っていきます。
作り方は簡単。付属の金具を木材にねじ止めするだけ。
後は突っ張り棒の要領で、金具部分を回転させてつっぱります。
今回紹介した「KINOBO」は、突っ張り棒のような使い方のほかにも縦に使って天井と突っ張ったり、キッチンの収納を作ることもできるので、興味のある方は是非使ってみてくださいね!
KINOBOを設置すれば完成です!
最後に少し装飾しました!
明るめの色あいなんですが、そもそも取り付けた会社の展示室がカラフルなので結構いい感じにマッチしているのではないでしょうか。
まとめ
えー設計ミスもあり、少々手間取ったところもありますが何とか完成しました。
今回紹介したウォリストを使えば、賃貸の家にも現状復帰可能な大型の収納を作ることができますよ!
DIYで棚を作ろうと考えている方は是非ウォリストとKINOBOを使ってかっこいい収納を作ってくださいね!