Island Song - Ashley Eriksson

Come along with me
ねぇぼくについてきて
And the butterflies and bees
蝶々や蜂たちも一緒に
We can wander through the forest
森を好きなだけ彷徨ったり
And do so as we please
ぼくらの好きにすればいい

Come along with me
ねぇぼくについてきて
To a cliff under a tree
木の下にある崖まで
Where we can gaze upon the water
水面(みなも)をじっと眺めにいこう
As an everlasting dream
終わらない夢みたいに

All of my collections
ぼくが拾ってきたものは
I'll share them all with you
みんなぼくときみのもの
Maybe by next summer
次の夏ぐらいまでなら
We won't have changed our tunes
まだこのままでいいはずきっと

We'll still want to be
まだ変わらずいたいよ
With the butterflies and bees
蝶々や蜂たちとも一緒に
Making up new numbers
新しい歌なんかこしらえて
And living so merrily
そうしてとにかく楽しく過ごそう

All of my collections
ぼくが拾ってきたものは
I'll share them all with you
みんなぼくときみのもの
I'll be here for you always
いつだってぼくはそばにいるよ
And always be with you
いつだってきみのそばにいるよ

Come along with me
ねぇぼくについてきて
And the butterflies and bees
蝶々や蜂たちも一緒に
We can wander through the forest
森を好きなだけ彷徨ったり
And do so as we please
ぼくらの好きにすればいい
Living so merrily
とにかく楽しく過ごそう


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 アドベンチャー・タイムのエンディング曲。最終回では改めて劇中歌として流れた。

 なんでもないけど大切な何かをなんでもないかのように歌う素朴さがたまらなく好ましい。

 アドベンチャー・タイム自体もとても素朴で飾り気がなくて好ましい。よってわざわざあとがきとして書くことがないのに今気づいた。

 このバージョンを歌っているアシュリー・エリクソンのバンド、LAKEの” Christmas Island”という曲が元曲である。アレンジがもっと凝っていて、歌詞が少し違う。

 クリスマスの島、というだけあって非常に冬っぽさがあるアレンジだ。ぽわぽわした感じや、絶妙に調子が外れた感じの鍵盤や、やけにズンズンとパーカッションの重低音が効いてるところがカッコいい。アレンジだけならこっちの方が断然好きだが、どうしても数えきれないほど聞いて身体に馴染んでしまったアドベンチャー・タイム版の歌詞じゃないと違和感を覚えてしまう。あと"All of my affections, I give them all to you"より、"All of my collections, I'll share them all with you"の方が可愛い。

 この歌で歌われているplace beside the seaとはどんなところなんだろう。冬ということやその語感から、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のあの街のような風景を僕は浮かべる。特別でも何でもなく、冬のワンダーが詰まってるわけでもない、ただの田舎街。そんなところが舞台だからこそ、この歌が映える。…と勝手に思っている。アドベンチャー・タイムのウー大陸も同じく、基本的になかなか過酷でシリアスで、そもそも世界が一度終わってしまった後の何とも言えない空しさがある世界だからこそ、この歌が空々しさ無しに響くとこがある。

 みなも、と、すいめん、が両方とも水面なの何とかしてくれと思った。

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