マイナスに飛び込め
ごく一部だけで熱狂的に盛り上っていると思われる岡本太郎式特撮活劇「TAROMAN」
岡本太郎が世に送った「言葉」と「作品」が特撮というジャンルで交わった類まれなる作品。
私は熱狂している側だ。
ちなみに今、NHKが再放送している(2022年7月30日現在)。
と言ってもWEBでも観ることができるようになっているようだ。
便利な世の中だ。ユーザーフレンドリーにリンクを貼ろう。
~~リンクはこちら~~
※撮影はウルトラマンでお馴染みの円谷プロが行っている。
全10話あり、それぞれに岡本太郎の名言と世界感が詰め込まれている。
デタラメで全力で美しい作品たち。
関西に住む人であれば、万博公園の“太陽の塔”を知っているだろう
岡本太郎の作品だ。(以後、岡本先生と呼ばせてもらう)
塔には表と裏があり、ぐるぐる回ってわからんとつぶやいたものである。
また大学時代は、「自分の中に毒を持て」という本をバイブルにバンド活動をした事がある。
渋谷駅に行くとスクランブル交差点よりも反対側に展示されている「明日の神話」を観てしまう。
人生なの中にずっといるがいつまでもわらかん。「なんだ、これは!」である。
岡本先生の作品には“わからなさ”が沢山詰め込まれていて大好きである。
実は、岡本先生もスキー狂なのだ。
スキーヤーとして私は本で知ってうれしく思った事がある。
なんと猛烈に転倒して肋骨を骨折。折った後も滑り続けた事があるらしい。
最近、先生自身がスキー板やウエアーもデザインしていた事を知った。
芸術家なので筆が勝手に動いてしまったのであろう。
先生のスキーに関する名言は、下記の通りだ。
(転倒した時に)
「何か自分が転んだというよりも、僕の目の前で地球がひっくりかえった、というような感じ。地球にとても親しみを覚えた」
⇒地球規模の感覚を持っている人だ。
「スキーというのはまったくユニークなスポーツである。たった一人でへただろうがうまかろうが、あのくらい平気で身を投げつけて打ち込めるスポーツは他にはない。」
⇒完全にスキーバム!
身の回りにあるハマったものに本気で取り組んでいく。
そんな姿勢を先生から改めて学んだのである。
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